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2019年07月17日
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想定外の瑕疵担保が発生し、売却価格が大幅に減額した話

広大な敷地は一般向けの売却は難しく、不動産会社や新築建売会社への売却が一般となります。

そのような広大な土地の売却をお手伝いさせていただいた話です。

ただし、まさかの事態があり、すんなりとはいかなかったケースです。

昔から畑だった土地の地中から思いもよらぬものが、、、、

当時、私が勤めていた愛知県東海市の中でも高台の人気のエリアにある土地で、6区画の分譲地が出来るくらいの広さ(たしか260坪弱)を有しておりました。

ご相談いただいた時は玉ねぎ等の栽培をしており、それらの収穫を終えてから売却をしたいとの要望で、着々とお話を進めて、契約を済ましました。

 

買主は新築建売No1飯田産業グループの会社さんで、瑕疵担保責任有りでの契約でした。

※不動産会社等が買主の場合は瑕疵担保責任免責の場合もよくあります。

玉ねぎ等の収穫も終わり、決済日はいつにしようかな~

 

なんてさなかに、まさかの事態発生!!!

なんと!地盤調査をしたら!なんと!!高炉スラグが大量に地中から出てきました!!!

ええーー!高炉スラグ!??えーーーなにそれ!!

て感じです。笑

※高炉スラグとは鉄鋼スラグのひとつでコンクリートやアスファルト舗装の材料となる

70代の売主様が知る限りはずっと畑だったそうで、ガラや地中埋設物の心配もあまりしていませんでした。そんなところから高炉砕だなんて。売主様も知らないどころか畑として食物を栽培していましたからビックリしていました。

東海市には新日本製鉄と大同特殊鋼という大きな製鉄所の工場が2つもあります。

おそらくは昔、所有者のご先祖様が引き取るなり、不法投棄なりがあったのだろうと思います。

 

結果的に、瑕疵担保責任により契約は白紙解除となってしまいました。
高炉砕の撤去費用見積もりが何百万円もしてしまうようでしたので、しょうがありません。

その後、調査をして建物建築には支障がないことが判明し、私の勤めていた会社で買取・新築建売販売(高炉砕は説明して)を行いましたが、買取金額は当初の7割程度となってしまい、売主様には少し残念な結果となってしまいました。

瑕疵担保責任は予見できない

このようなケースは稀ですが、売主様も不動産会社も想定できない事態が起こり得る可能性はどんな不動産取引でもあります。

瑕疵担保責任は引渡から3カ月と設定されることが多く、その期間が終了するまではまだ取引完了とは言えません。

頻出するケースではありませんが、万が一を想定して承知しておく必要は十分にあります。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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