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2019年09月02日
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その塀は誰の持ち物?

静岡市の呉服町や両替町などの商業地では、これでもかというぐらいに建物同士が隣接し、乱立しております。商店街なんかもそういった建物同士が密接したイメージですね。

ただ商業地をちょっとだけ離れ、一歩住宅地に入ると、綺麗に住宅同士の区画が分けられて、乱立のイメージからはかけ離れます。

これらの違いは塀や柵などによって建物同士が区切られているかで、大きなイメージの差が生まれます。

そんな住宅の見栄えを左右する大切な塀や柵について、もっとも揉める原因となりうる「誰の所有する塀なのか」について」お話したいと思います。

共有所有の塀は揉める可能性有り

自分の自宅とお隣さんの自宅を区切っている塀やコンクリートブロック積が、誰の持ち物なのか考えたことありますでしょうか。

①あなたの持ち物・②隣人の持ち物・③あなたと隣人で共有、この3パターンがあります。最近の分譲地や建売住宅では③のパターンで区画を造ることはほぼなく、どちらかの敷地内に築造するのが一般的です。

その理由は【揉める可能性があるから】です。

③の場合、塀を新しくするには費用が掛かりますし、新しくするタイミングもお隣さんと話し合わなければいけません。「自宅を建て替えるから塀も新設しよう」と思ってもお隣さんの協力がないと実現しません。お隣さんからすると、急に希望してもいないタイミングで、塀の新設を提案され、何十万円費用負担が発生しますと言われてもなかなか納得しづらい部分もあるでしょう。

そのため最近では提案者側が費用の負担をし、新設の塀も自分の敷地内に建設するというケースにしばしば出会います。費用はかかりますが、お隣さんも助かりますし、将来のことを考えるとやっておいて損はありません。

①②の場合は、とりわけ心配することはありませんが、塀が傾いてお隣さんの敷地に侵入していたり、倒壊してしまった場合は当然ですが責任を問われますので、ご承知ください。

どちらの所有なのは境界杭で確認

どちらの所有の塀かは、お隣さんとの境界杭を確認すればすぐに分かります。矢印のプレートや金属鋲、杭などが設置してある場合もありますし、刻みが入っているだけの場合もあります。

お隣さんとの塀の真ん中に境界がある場合は、③共有の持ち物ですので、注意が必要です。

街の景観や、視界の良さに影響を与える塀や柵ですが、お隣さんとの悩ましい種になりかねません。

あなたの自宅の塀はどなたの所有でしょうか?

自宅の売却を検討する前に一度確認してみると良いかもしれません。

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