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2019年11月28日
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アスベストの撤去には高額な費用がかかる

先日、無事にお引渡しを終えた中古住宅の買主様からお電話がありました。

引越し日の連絡かな~、なんて思い電話に出ると、「お風呂の天井に石綿(アスベスト)が使用されている。」という報告でした。

平成3年(1991年)築の物件でしたので、アスベストを使用している可能性はありましたが、まさか本当に出てくるとは。

不動産の売買前に宅地建物取引士が説明する重要事項説明書には、アスベストについての説明箇所が存在します。もちろん今回もしっかり説明していました。

重要事項説明書では、「アスベスト使用調査記録の有無」に関しての説明です。つまり、アスベストを使用しているか調査を行ったことがあるかどうか、という点を説明します。

ここで注意して欲しいのは。アスベストを使用しているかどうかは一切問われていない、ということです。あくまで調査記録の有無を問う内容です。

今回の物件では、アスベストの使用調査記録がありませんでしたので、調査した記録はありませんよ~。という事でお伝えしていました。

発見箇所がユニットバスの天井ということでしたので、買主様も、お風呂場を解体したからこそ気付いただけで、普通は気が付かない部分だよね、とご理解いただきました。

アスベストの撤去をするために、当初の予定よりも多少費用がかかってしまうようですが、買主様のご負担で工事を完了してくださいます。ご迷惑をおかけいたしました。ありがとうございます。

年代によって規制が異なる

アスベストの撤去費用は、アスベストが屋根に使われているのか、断熱材に使われているのか、外壁に使われているのか、柱につかわ使われているのか、によって変わってきますし、含有量によっても変わってきます。

私の中でのイメージは「アスベストの除去はお金がかかる」です。

建物の解体費用800万円に対して、アスベストの撤去費用600万円という見積もりをいただいたこともございます。

アスベストを含む箇所の取り壊し等は、飛散をしないように密閉した状態で、防護服を着用して行いますし、専用の処理を行います。

そのため、かなりの金額がかかってしまいます。

今回のお客様の場合は、ユニットバスの天井だけでしたので、数万円で収まりますが、建物全体に使用されていた場合は解体費用が高額になります。

なかなか一般の方が使用有無を判断するのは難しいですし、図面だけでは分からない場合もございます。

規制も段階的に行われてきましたので、年代によって使用の可能性を予想することは出来ます。簡潔に記載しておきます。

1975年以前        無規制

1975年~1995年    重量ベースの含有量5%未満の規制

1995年~2006年9月  重量ベースの含有量1%未満の規制

2006年9月以降      使用禁止

そのため、2006年以前の建物にはアスベストが使用された可能性があります。

建築年だけで判断することは出来ませんが、使用されている可能性があり、撤去には費用がかかってしまう。という事だけでも、承知しておくと良いかもしれません。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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