ライフアーキ
9:30~18:00
水曜日
2020年01月22日
ブログ

思わぬところに落とし穴。銀行と建築会社との関係性は大丈夫?

入院前や入院時に待っていただいていた請求を、本日やっと銀行へ行き済ませてきました。お待たせしていた会社さんにはご迷惑をおかけいたしました。助かりました。

銀行での待ち時間の時に大声を張り上げていたお客様がいらっしゃり、その時にふと思い出したのですが、過去に銀行と工務店がひくほど揉めて、お客様に迷惑が掛かり、必死に間を取り持ったことがあります。

まさに仲介という仕事でしたが、不動産の仲介よりもずっと困難でした。笑

家を建てる方が巻き込まれる可能性も十分にあるケースですので、お話したいと思います。

銀行審査部 VS 職人気質の頑固社長

地元工務店で住宅を建築をするMさんの土地購入のお手伝いをさせていただいた時の事です。

土地購入の場合は、土地契約前に建物も含めた総額の借入れ額で銀行の事前審査を行います。その事前審査に通過後に土地契約を済ませて、土地分の銀行本申込・銀行本審査、土地の取得という流れになっていきます。

Mさんはメインバンクであった銀行1行と、金利が安くおすすめであった銀行2行の合計3行の銀行で事前審査を通過しており、そのなかで最も金利の低いJ銀行を選択することとしました。

金利も最優遇金利が適用され、Mさんにもお喜び頂いていたのもつかの間、銀行からとある依頼がありました。

それは建築予定の地元工務店さんの決算書を3期分提出してくれ、という内容でした。

どうやらJ銀行と地元工務店さんは初取引で、地元工務店さんの台所事情も知らずに融資は出来ない、と。建築中に倒産でもされたら困るので、調査をしないと本審査を承認できない、とのことでした。

ところが!地元工務店さんは地元で30年弱つづく家族経営の会社さんで、職人気質の頑固社長さんで、「うちの会社が信頼に足らないなんて、なめているのか。」と。

そこからは銀行審査部と職人社長の意地の張り合い、平行線です。。。。。

でも、融資の承認には期限があるんです。この日までに融資の承認を受けないと、それ以降に融資がもし非承認となり支払いが出来ない状況になっても、契約は履行してもらいますよ~という期日です。現実的に何千万円の融資が受けられなくなって支払いが出来る方はいませんので、違約となり違約金として何百万円という請求をされる事態になってしまいます。

これはどうしても避けなければいけません。そこで、とある作戦に出ました。

それはMさんと地元工務店の打ち合わせのタイミングを見計らって、銀行担当者と乗り込みました。Mさんもいる中で、今どれほどピンチな状況で解決法は頑固社長が折れるしかない。という説明をしました。笑

頑固社長さんには、本当に申し訳なかったと思っております。でも、それによって何とか決算書3期分の提出をいただき、融資の承認を得ることが出来ました。

ちなみにMさんには事前に相談済でした。金利は上がるが銀行を変えるか、頑固社長を落とすか、という2択を持って相談したうえで、この作戦を取りました。

後日談ですが、その地元工務店がJ銀行にお客さんを紹介してくださったようです。J銀行がこんなに金利が低くて、良いとは知らなかったようです。お客さん思いで、自分の仕事に誇りを持っているからこその頑固だったのだと思います。かっこいい!

銀行はカタい。心配なら早めの相談を

最初から分かっていましたが、銀行は折れません。笑

融資したのに建築中で会社が倒産したり、担保に取った住宅が欠陥であったり、なんてことは銀行としては避けなくてはなりませんから。

結果的に地元工務店さんには申し訳ない形で、話をすすめるようなことになってしまいました。

私も初めての経験で、こんなケースは想定しておりませんでしたが、理由を考えると普通に有り得ますし、どこでも誰にでも起こり得ます。上場会社や大手住宅会社であれば、ほぼ間違いなく大丈夫です。

自分が建てたいお家の建設会社の社長さんが頑固そう。。。そう思ったら、事前審査を提出するような早めの段階から相談をしておくと良いかと思います。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
arrow_upward