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2020年04月03日
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住宅ローンは可能な限り最長期間で組んだ方が良い|住宅ローン最長期間選択のススメ

借入金額や金利の種別、借入期間など住宅ローン借入時には様々な条件選択をしなくてはなりません。

そのなかで今回は「借入期間」についてお話したいと思います。
労金など、最近では最長40年という住宅ローンもあり、期間も選択の幅が大きく広がっています。

多くの方が金利には興味津々ですが、借入期間にはあまり関心を示さず当然のように最長期間を選択される方や、可能な限り短い借入期間にされる方が多いです。

ご承知のとおり金利は直接的に返済に関わってくるため選択が重要ですし、気になるところだと思います。
ただ実は長い目で見た時には、借入期間の選択でも返済リスクに対応が出来ます。

私は20代の方であれ、40代の方であれ、借入期間は可能な限り最長を選択してもらっています。

定年後まで組みたくない!70歳で住宅ローンを返済しているなんて考えたくない!
という方もいらっしゃいますが、問答無用で最長を組むべきだとお話しています。

なぜ最長期間で住宅ローンを組むべきなのでしょうか。

静岡市の不動産会社ライフアーキの内藤がお答えいたします。

最長期間にすると月額返済が減る

最長期間を選択する最大のメリットは月々返済額の減少です。
つまり、手元のお金に余裕が生まれます。

実はこれってめちゃくちゃ重要なことで、幸せな生活を送ることを考えたうえでは欠かすことの出来ない要素のひとつです。

最長期間を選択し、手元のお金に余裕が生まれると下記のことが可能になります。

◆不測の事態に対応が出来る。
◆選択肢ができる。
◆安心感がある。

この3つの意味について、それぞれご説明いたします。

最長期間を選択するのに有効である、具体的な方法は最後に示します。

不測の事態に対応できる

住宅ローンを借入れする30年や35年、40年という期間はとっても長いです。

今回の新型コロナウイルスなんかがまさにそうですが、その期間内に不測の事態が何度もあると思います。

ここ15年を遡っただけでも、「リーマンショック」「東日本大震災」そして今回の「新型コロナウイルス」。3度も不測の事態に見舞われています。

その都度、景気は後退し収入に影響があるかもしれません。
今回の新型コロナウイルスでも、イベント会社さんや飲食店、結婚式場、ホテルなど様々な業界で多大な影響が出ており、倒産を余儀なくされてしまった会社もたくさんあるようです。

でも、銀行は住宅ローンの返済を待ってはくれません!
銀行だって営利目的の企業ですのでやすやすと自分たちの身を削る選択をするはずもありませんし、銀行こそダメージが大きく猶予を与えてあげる余裕がないからです。

そんななかで返済をしていかなければなりません。

そんな時に多少なりとも手持ち資金があれば、余裕が生まれます。
不測の事態を乗り越えれるかもしれません。

自分たちの幸せな生活の場であるお家を守るためにも、手元資金に余裕があるという状態は理想的なのです。

選択肢が出来る

最長期間を選択することで、返済計画に選択肢が増えます。

具体的には【繰上げ返済】と【団体信用生命保険の利用】です。

【繰上げ返済】

月々の返済額が減ることで、手元に資金が溜まっていきます。

ある程度まとまった金額を有効に活用する方法として、繰上げ返済があります。

繰上げ返済は、毎月の返済と違って返済したお金をすべて元金(最初に借り入れたお金)に充てることが出来ますので、返済方法としては非常に有効です。

また「繰上げ返済で返済期間を短くする」「繰上げ返済で月々の返済額を減らす」のどちらかを選ぶことができるため、状況に応じた利用が可能です。

手元に資金をおいておく・返済期間を短くする・月々返済額を減らす、という3つの選択肢から状況に応じて選択を行うことが出来ます。


【団体信用生命保険の利用】

銀行で住宅ローンを組む場合は、団体信用生命保険(以下「団信」)への加入が必須になります(フラット35を除く)。

団信とは、債務者が死亡時に残りの住宅ローンを銀行が肩代わりするという一種の保険です。万が一の場合は住宅ローンがチャラになります。

あまり好ましい話ではありませんが、誰しもいつ何があるか分かりません。
少し不謹慎ですが、もしチャラになる可能性があるなら、少しでも多くチャラになった方が助かりませんか。

もし、住宅ローンがまだ1000万円残っている時にガンになってしまったとします。
そのタイミングで手元に1000万円あっても繰上げ返済しませんよね。

そう考えると、この団信の存在は返済を先延ばしにする、ひとつの理由付けとして十分な意義があると思います。

安心感がある

お家探しを始めると、そこに集中してしまいがちですが、お家探しのゴールは幸せな生活であった、住宅購入ではありません。

購入後の生活の方が重要です。

毎月、家計簿を開けばお金の心配をして、収入・貯金とにらめっこして。
その状態ではなかなか心からの幸せな生活を謳歌できないかもしれませんよね。

たとえそれが後々のローン返済用だとしても、手元資金があれば大きな安心感を得ることが出来ます。「不測の事態」などの、もしものケースに対応できるのです。

この安心感は生活にゆとりを与え、幸せな生活への力強いサポートをしてくれます。

具体的にどうすれば良いのか

可能な限り長期で借入れをしろって言ったって、定年までには完済したいし退職金も充てたくないよ!という方も多いかと思います。

大丈夫です。繰上げ返済を上手に使うことで、最長期間のメリットを受けながら希望を満たすことが出来ます。

その方法は、本来の返済期間で支払い予定だった金額を毎月引落口座に入れておくだけでOKです。それでいて、返済は最長期間を選択していれば自動的に口座に現金が溜まっていきます。


たとえば、もともと3000万円の借入を25年返済で考えていた方に35年返済で借入を行ってもらったとします。金利は1%。

25年返済時は月々113,061円ですので、毎月この金額を口座に入金しておいてもらうのです。

しかしながら、組んでいる期間は35年ですので、月々84,685円しか引き落とされません。

つまり、毎月28,376円が口座に溜まっていきます。

1年で約34万円、3年で100万円ほどになります。
あとはこの溜まったお金を、自分たちのタイミングで繰上げ返済にあてれば良いのです。
お子様が全員独立したときでも、500万円溜まった時でも、予定していた25年目を終了したときでも構いません。

そうすることで、手元資金に余裕を持たせたままで、ほぼ本来予定していた25年の期間で返済を終えることが出来ます。

契約は最長期間を選択するけど、口座には本来希望していた期間で返済を終える金額を入金しておくだけです。簡単ですよね。

静岡県の銀行の比較

とはいえ、最長期間で借入れを行うのには完済時年齢も関係しています。

55歳の方が35年の住宅ローンを組みたいと言っても、さすがに銀行が良しとしません。
各銀行ごとに完済時年齢、最長期間を定めていますので、静岡の主要銀行のいくつかをしたの表で比較してみましょう。
※各銀行基準で記載してありますが、利用する保証会社によって異なる場合有

さいごに

こういった理由から、私はお客様に最長期間をおすすめしています。

十分に注意して欲しいのは、借入金額を上げるために借入期間を延ばそうと提案する営業マンです。
これは全然意味が変わってきます!!

必ず自分たちの希望完済年齢をベースにして借入金額は考えてください。

そのなかで生活にゆとりももたらす手法として、借入期間を最長にする、ということです!

決して最初から最長期間で考えろというわけではありません。

毎月●●万円支払いが出来る。
■■歳までに完済をしよう。
てことは、借入金額は▲▲万円だな。

物件も決まったし▲▲万円を借りよう。
■■歳までだと借入期間は〇〇年だけど、最長期間の□□年借りておこう!
□□年だと月々△△万円で済むけど、口座には●●万円入れておこう!

ってな具合です。分かりますか?

分からなければ、連絡ください!!笑

ぜひとも、最長期間借入れのススメ!実践してみてください。
この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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