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2020年04月20日
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「入札」という不動産売却の方法では高値成約が見込めます

「入札」と聞くと、公共事業の工事請負や、行政所有の不動産の売却など、行政が絡んだ案件を想像されるかと思います。

しかしながら、行政に関係のない一般の不動産売買でも「入札」を用いて売却を行うことがあります。

「入札」による不動産売却はオークションのようなイメージです。
売主様からすれば想像より高く売れるかもしれませんし、買主様からすれば安く買えるかもしれない可能性があります。

そのため、売却方法のひとつとして「入札」の存在やメリット・デメリットを知っておくことは、いつか来る不動産売却時に選択肢の幅を広げることができます。

静岡市の不動産店ライフアーキが「入札」による不動産売却を解説いたします。

入札とは

不動産売却時に行う入札では、売出価格を売主が決定し、購入希望者を募ってオークションを行うことです。
競争を促し、できる限り高額な売却となることを目的とします。

そして、入札では落札者と必ず契約をしなくてはいけません。

「落札したけどやっぱり買うのを辞める。」はできませんし、「落札額が低いから売るのをやめる。」もできません。
ここが重要なポイントです!


入札には〈一般競争入札〉〈指名競争入札〉〈随意契約〉という3つの方法があります。

不動産売却で用いるのは〈一般競争入札〉か〈指名競争入札〉です。

〈一般競争入札〉
不特定多数の会社の中からもっとも有利な条件を提示した会社と契約を結ぶ方法

〈指名競争入札〉
事前に絞り込んだ会社の中からもっとも有利な条件を提示した会社と契約を結ぶ方法

入札参加の会社を事前に絞り込むかどうかの違いはありますが、いずれの方法にしても購入希望者に競ってもらうことで高額な売買を目指します。

入札参加を絞り込むこと〈指名競争入札〉では、事前に信頼できる会社のみを選抜しますので、落札後の非常識な交渉などを防ぐことができます。


まずは、不動産仲介会社と相談して適切な売出価格の設定を行いましょう。
あとは不動産仲介会社が買取業者等の参加者を募集してくれます。

入札による売却のメリット

何と言っても高額での売却が成立する可能性があることがメリットです。

各社それぞれの予算はありますが、そのなかでどんどん価格競争が起こります。
結果的に、売主様にとっては嬉しい誤算となることもあります。

また、入札の参加者はほとんどが不動産会社等の事業者です。

そのため一般の方と異なり、契約後のローンへの不安もありません。

売主様としても、どこの会社がいくらの値段で入札をしたのかが分かるため、納得感が大きく後悔が少ないのも特徴といえるでしょう。

入札による売却のデメリット

不本意な金額でも落札者がいれば売却をしなければいけない事がデメリットとなります。

設定の売出価格以上の金額で入札される方がいれば、必ず契約の運びとなります。
つまり、納得のいく金額にならない可能性があるという事です。

このデメリットを最小限に抑えるためには、売出価格の設定が非常に大切になります。

設定価格が低すぎると不本意な価格でも売却せざるを得なくなっていまいしますし、設定価格が高すぎると入札参加者が減り競争が起こりません。

入札での不動産売却において、どれくらいの売出価格に設定するのかは、非常に重要な要素となってきます。

ちなみに、もし1件も入札がなかった場合は、入札行為自体が流れるので設定の売出金額を変えて仕切り直しとなります。

入札をお任せする不動産会社の言いなりになる必要はありませんが、必ず不動産仲介会社の意見は参考にして下さい。プロの第三者意見はわりと捨てがたいものです。

入札が効果的な物件は限られる

高値での売却ができる可能性があるからと言って、何でもかんでも入札で売却をすれば良いということではありません。

入札での売却が効果的な物件は限られます。

効果が高く、入札で売却されることが多いのは、【立地条件の良い一団の敷地】です。

ここで重要なポイントは2つ。

◆一団の敷地

入札では不動産会社等の事業主が買主となることがほとんどです。
購入しても住宅用敷地として再販売するしかない50坪の土地よりも、マンション用地にもなるし、土地分譲もできるし、大型店舗もできるような500坪の土地の方が競争が起こります。

◆立地条件の良い

誰もが欲しがるような立地こそ、競争が巻き起こります。
喉から手が出るほど欲しい。同業他社にとられたくない。そんな土地であればあるほど、入札は効果を発揮します。

さいごに

「入札」を用いた不動産売却について、ご理解いただけましたでしょうか。

「入札」は人気エリアの大きな土地を売却する時に用いる事が多いです。

それ以外でも可能ですが、あまり効果を発揮せずに、無駄に情報だけ拡散されてしまい情報鮮度が落ちるだけになってしまう場合もあります。

とりわけ、一般住宅向きの土地サイズであれば、入札よりも一般仲介の方が有効です。

現在では、人気エリアの大きな土地を不動産会社等に売却する時に有効な「入札」ですが、不動産業界全体の流れから考えると近い将来、一般住宅向き不動産を一般の方がネットから参加できる形での「入札」も出来るようになる気がします。

そうなってくれば、より一般間での売買がしやすくなるうえ、売主様・買主様双方ご納得の取引が増えてきそうですね。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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