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2020年05月05日
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不動産売却時に売主様にご用意いただくものを売却相談時・契約・お引渡しに分けてご案内します。

査定や売却相談のとき、売買契約を結ぶとき、お引渡しのとき、不動産の取引では、
重要な場面がいくつも存在します。

そして、売主様にはそれぞれの場面で、必要な書類や資料をご用意していただく必要がございます。

印鑑証明書など役所に出向いて取得していただく書類や、不動産権利書など普段使うことのない書類もございます。

いざ、売却というタイミングでバタバタしないように、事前にどのタイミングで何の準備が必要なのかを把握しておくと、余裕をもった売却に繋がります。

査定、売却相談のとき

売却相談のときには、物件のことについて分かる資料があれば助かります。

長期優良住宅認定通知書など、建物の性能を示す書類もこのときに確認させてください。


◆購入時の契約書・重要事項説明書
 譲渡税の計算時に購入時の金額が分かる書類が必要となります。

◆購入時の資料(測量図や間取図など)
 販売図面作成時に間取図などが必要です。

◆建築確認通知書
 建物建築時に建築基準法に適合しているかをチェックした書面です。
 図面段階の確認済証、建築段階の中間検査済証、完成後の完了検査済証があります。

◆固定資産税等納付通知
 建物の評価額や土地の評価額が記載されています。これらは登録免許税(一般に買主様の費用負担)の計算に必要になります。また価格査定の際に利用したりもします。

◆登記事項証明書、公図
 土地や建物の大きさの確認や対象の地番、土地形状などを確認します。

◆長期優良住宅認定通知書、住宅性能表示書など
 建物の性能を示す書類は売却時の価格計算で使用します。

◆権利証(登記識別情報通知書)
 不動産所有者に対して発行される書類で、権利証・実印・印鑑証明書があれば不動産の売却ができてしまいます。とても大切な書類です。


ずらっと示しましたが、正直言ってしまえば、ほとんどがなくても何とでもなります。笑


ただし、権利書がない場合には司法書士先生に依頼して再発行が必要となり、費用と手間が生じます。

なくすと困るので、通常は大切にしまっておくべき書類ですが、売却前の段階で権利書の有無を確認するためにご用意いただけると幸いです。

売買契約のとき

売買契約のときに売主様にご用意いただくものは下記◆の3つだけでOKです。

◆実印
 売主様はご実印での押印が必要です。

◆身分証明書
 ご本人様確認を行います。

◆印紙代
 売買契約書に貼付する印紙の代金です。売買金額によって異なります。

◇手付金の領収書
 契約時に買主様から手付金を頂きます。


印紙・手付金の領収書については当店で用意いたします。

印紙代のみお持ちください。

※不動産会社によって異なりますので、必ずご確認ください。

お引渡しのとき

お引渡しのときは、用意するものも多くなります。

忘れることのないように、ひとつひとつ確実にチェックして持ってきてください。


◆実印
 ご実印で押印をお願いいたします。

◆身分証明書
 司法書士がご本人様確認を行います。 身分証明書は顔写真つきの場合は1点、顔写真なしの場合は2点お願いします。
 司法書士から質問をされる場合もあります。

◆権利書(登記識別情報通知書)
 法務局に行う所有者を変更する申請(司法書士が行います)で必要になります。

◆印鑑証明書
 実印を確認するために必要になります。取得日より3カ月以内のものでご用意ください。

◆残代金振込先口座の通帳など
 残代金の振込先口座が分かるようにしておいてください。ネットバンクもOKです。

◆鍵
 中古住宅の場合は支払いが完了した後に鍵を引渡しして完了となります。玄関以外にも勝手口や倉庫などがある場合は、すべての鍵をお持ちください。

◆引渡し書類(建築確認通知書、設計図書、引継ぎ可能な保証書など)
売却不動産に関する書類は新所有者様(買主様)へ引渡しをお願いします。

◇残代金の領収書
 残代金の支払いを受けますので、買主様に領収書を発行します。当店で用意します。
 ※不動産会社によって異なりますので、必ずご確認ください。

◇住民票
 登記簿と売主様の住所や姓が異なる場合などに必要です。



過去にご実印を忘れてしまった売主様がいらっしゃいました。

この場合は、ご自宅に取りに戻って頂かなければなりません。幸いにも静岡市内だったので良かったですが、県外の売主様の場合などは、お引渡しを延長しなくてはいけなくなってしまいます。

代理人の場合

売主様がご高齢で、ご子息様を代理人として売却を行うなど、売主様ご本人ではなく代理人が契約やお引渡しを行う場合は、契約とお引渡しの際の必要事項が変わってきます。


下記に追加で必要な事項を示します。

★契約時

 ・代理権委任状や委任契約書
   売主様ご本人の実印で押印をお願いします。
 
 ・売主様ご本人の印鑑証明書

 ・売主様の住民票

 ・代理人の実印

 ・代理人の印鑑証明書

 ・代理人の本人確認書類



★お引渡し時

契約時と同じ追加書類をお持ちください。

※契約時に不動産会社等に交付している書類は不要です。ただし、住民票・印鑑証明書の有効期限(発行から3カ月以内のもの)には注意

加えて、お引渡しよりも前に、司法書士先生による本人確認を行わなければいけません。
司法書士先生が売主様本人とお会いして、ご本人様確認と売却意思の確認を行います。
※司法書士先生に出向いていただく出張費が必要となります。



不動産取引では、

目の前の売主様は本当に当該不動産の所有者であるのか。

本当に売却をする意思があるのか。

という点をしっかりと確認しなければなりません。


その点でリスクが伴う売主様の代理は、あまり好ましい方法ではないため、基本的には売主様ご本人にご出席いただくようお願いしております。

年齢や体調、距離など様々な理由から、売主様の代理を行う場合には、たくさんの書類やキチンとした本人確認が必要です。

お手間が増えますが、ご了解いただければと思います。

さいごに

売却相談・契約・お引渡しのタイミングで、売主様にご用意いただくものをお伝えいたしました。

事前にある程度知っておくことで、早め早めの準備が可能になります。

高額な取引となる不動産では、売主様も不安になり緊張するものです。

どんな書類がいつどんな理由で必要なのかを知って、少しでも安心して取引を迎えてご縁を結んでください。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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