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2020年05月18日
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不動産売却一括査定サイトを利用する前に知っておいて欲しい「不動産売却一括査定」の意味とパートナーの選び方

不動産売却や自動車買取、引越し、保険など様々な一括査定サイトが存在します。

みなさんは、ご利用されたことはありますか?

僕はまだ一度もありません。
避けてきたわけではありませんが、車にしろ、引越しにしろ、保険にしろ、知り合いなどでたまたま依頼先があったため利用する機会がありませんでした。


実際のところ一括サイト、どうなのでしょうかね。

不動産売却の一括査定サイトは、以前の職場で利用していました。

その経験と、見聞きした情報から、どんな人が向いていて、どんな人には向いていないのか考えてみます。

引越し一括見積を依頼した買主様のお話

以前、購入のお手伝いをさせていただいたお客様が引越しの一括見積サイトを利用していました。

「一括で見積もりをとってもらい、手軽に済まそう、金額を安くあげよう、金額勝負にさせて無駄に営業されるのを避けよう。」と考えて、一括見積を使うことにしたそうです。

利用後に、その方が一番びっくりしていたのは、驚くほどの強めの営業でした。

なんと、夜の9時過ぎに一括見積を申し込んだら、15分以内に2社から電話がかかってきたみたいです・・・・・
しかも、連絡希望欄で昼間の時間帯を選択していたのに。笑

その時間に連絡してくるメンタルもすごいし、その時間に対応できる人員を用意しているのもすごいですよね。

結局5社から連絡があり、4社が家に来て見積もりをとって、最安値の会社に依頼をしたようですが、残りの3社からの営業がすごくて疲れてしまったみたいです。

金額には満足しているけど、全然気軽じゃないし営業もグイグイされて、あまり性格に合わずに、疲れ果てていました。

一括サイトの裏側

一括サイトでは、利用者様は無料で一度に複数の会社に依頼をかけることができます。
非常に便利ですよね。

その代わりに査定情報をもらう会社側は有料です。
不動産売却の一括査定サイトでは、1件の査定情報取得で1万円~3万円という形態の一括サイトが多いです。

金額差はあると思いますが、おそらく引越しや自動車買取も同じようなシステムじゃないのかと思います。

見積りを依頼するお客様は無料なので気軽ですが、見積りをする側の会社は見積りにもお金がかかっている上に、それが一括査定サイトからの問合せだと分かっていますので、営業マンも必死になります。

必死になった営業マンは恐いです。笑 僕も苦手です・・・・。

不動産の査定価格は他と意味合いが違う

同じ一括サイトでも「自動車買取・引越し・保険」と「不動産売却」では【価格】が持つ意味は違います。

「自動車買取・引越し・保険」は見積価格です。
契約を結べば、その価格で決定します。見積り価格 = 取引価格です。

一方で、「不動産売却」は査定価格です。
査定価格は、〈 このくらいの金額で一般の人に売れるだろう 〉という予想価格です。
売却依頼の契約を結んだところで、その価格で購入をする買主様がいなければ価格は決定しません。
査定価格 ≠ 取引価格です。

そのため、A社が2000万円、B社が2100万円、C社が2300万円という不動産売却査定を行っても、C社が2300万円で必ず売ってきてくれるというわけではないのです。

いざ売却をスタートさせたら1年以上の時間をかけ2000万円での売却となった。なんてふうに、A社の予想が正しかったということも結構あります。

不動産売却査定はたくさんの会社に依頼する意味はない

一括サイトには、「無料で一度に複数の会社に依頼をかけることができる」というメリットがあります。

しかしながら、「不動産売却」では査定価格≠取引価格であるため、そもそも多くの会社に査定を依頼する意味があまりありません。

むしろ、一括査定では競わせることになるので、仕事を受けるために根拠の乏しい高値を提示してとりあえず売却依頼を取得しようという会社もあらわれます。

誰だって高く売りたいという気持ちを持っています。
その気持ちを悪用して、売却依頼を受託しようという狙いです。査定をしている本人も「この価格ではさすがに売れないかな。」と思っていても気にしません。

依頼さえ頂けてしまえば、売れない事を理由に金額を下げることが可能だからです。

査定の根拠と知識

そんなこと言われたって、どうやって見極めれば良いの?
って、思いますよね。

僕はまず「査定額の根拠と知識」だと思っています。

査定額は近隣の取引事例や売出し中の物件、公示価格などから算出します。
これらの基礎データは、どこの不動産会社でも同じです。

査定額が変わってくるのは、これらのデータを査定物件と比較していく段階です。

どういった根拠と比較で出てきた数字なのか。しっかりと説明をうけて、納得のいく査定をしてもってください。

そして知識も欠かせません。

不動産が売れた価格≠手取りの金額です。
譲渡税や測量費用、住宅ローン残債など様々な諸費用が経費として必要になります。

これらの説明も不動産会社は欠かしてはなりません。

最後は相性

とはいっても、一般の方に不動産会社の知識差を見極めましょう!と言っても難しいと思いますので、結局はその人の人柄や態度、話し方で選べば良いかと思います。

印象の良い接客態度で、分かりやすい説明をして、しっかりと話を聞いてくれますか?

あなたに対しての態度や話し方は、そのまま買主様への態度や話し方にもなります。
あなたが好感を持てない担当者であれば、おそらく買主様も好感をもたないと思います。

インターネットさえあれば、物件の情報も写真もすぐに調べられます。
会社の大小と販売力は比例しません。

大手の不動産会社も、小さい不動産会社も、個人レベルでの当たり外れがあります。

「この人なら!」そんな風に感じることができる担当者が見つかるのがベストです。

一括査定がおすすめできる場合もある

実は不動産売却でも一括査定がおすすめできるケースがあります。

買取で不動産を売却したい方には、一括査定をおすすめできます。

不動産買取では目の前の不動産会社が買主となります。
つまり、買取査定額 = 取引価格です。

提示された金額が持つ意味は、自動車買取や引越しと同じになります。

したがって、一番高い金額を提示してくれた会社さんと取引をすれば良いのです。

さいごに

不動産売却の一括査定についてお話しました。

一括査定サイトは、広告収入として成り立っているため、なかなか厄介です。
たくさんのプロブロガーの方々が、卓越した文章でそれとなく一括査定サイトへ誘導していくのが、本当に上手!!笑
素人ブロガーの僕も見習わないと。笑

プロブロガーですから構成も上手で、検索で上位に表示される方法を知っています。

ですので、検索も上位にたくさんきます。
不動産売却について調べていると、気付いたら一括査定サイトに誘導されている!なんてことも。

裏側や仕組みを知れば、不動産一括査定があまり有益でない事をご理解いただけると思おうのですが、この「知ってもらう」行為がなかなか容易でないんですよね~。

不動産売却を検討されている方に、この記事が届けばいいな。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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