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2020年06月14日
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仲介手数料は高額?不動産仲介が与える安心感を個人間売買を想定して考えてみた!

不動産売買の仲介手数料の上限は「売買代金(税抜)×3%+6万円 別途、消費税」(400万円超の場合)です。

つまり2000万円の不動産を売買するのであれば、66万円(税別)が仲介手数料として請求することが出来ます。

この金額は多いと思いますか?少ないと思いますか?

「多い」とお答えになる方がほとんどではないでしょうか。

取引の難易度にもよりますが、僕もそう思っていました!笑
いまでも取引によってはそう思います。


この仲介手数料は、何に対して支払っているお金だと思いますか?
不動産会社の「仲介」という仕事に対して支払っている成果報酬ですよね。

では、この「仲介」という仕事によって、お客様が得られる恩恵はなんでしょうか?
契約書作成費用・物件を探してくれた費用・事務手数料など、様々な「仲介」としての仕事が挙がるのではないでしょうか。
これらを総じて、僕は安心料だと思っております。

2000万円の物件を購入する安心料としての66万円(税別)。
さほど高額ではないような気もしてきます。

これをご実感いただくには、不動産仲介が存在しない、完全な個人間での売買を考えてみると分かりやすいかと思います。

買主様は心配事だらけ

不動産仲介が存在しない個人間売買では、すべてを売主様・買主様で決めなくてはいけません。
※契約書等の書面は弁護士や司法書士が数万円でサポートしてくれます。

「決めることと言っても金額と引渡しの期日くらいのもので、さほど心配するようなことはないだろう。」

これは甘すぎます!本気度が足りないか、売主様の目線で気楽に考えてしまっています。

売主様は手放す側なので、あまり大きな心配事はないかもしれません。

しかしながら、実は買主様は心配事だらけです。
2000万円という金額を投じるので、慎重になるのが当たり前ですし、大きな決断には不安や心配が付きまとうのが当たり前です。

では、一体どんな心配事があるのでしょうか。

権利関係

権利関係と書きましたが、そもそもこの取引自体の存在が不安です。

取引をする不動産の所有者は、どこの・誰なのでしょうか?
それはどうやって調べるのでしょうか?

所有者は内藤さんでした。
では目の前にいる売主さんは本当に内藤さんでしょうか?
それはどうやって調べるのでしょうか?

所有者の内藤さんは当該不動産を担保にして、銀行からお金を借りているかもしれません。
それはどうやって調べるのでしょうか?
自分の所有の土地になったのに、内藤さんの担保が残ったままになっては困ります。
では、担保が付いていたら取引はできないのでしょうか?

建物は幅員4m以上の建築基準法上の道路に2m以上接していないと建物が建築できません。これは現地を見ただけでは分かりません。
どうやって調べるのでしょうか?
そして、その道路は建築基準法上の道路に該当するのでしょうか?


これらは、取引にあたって必ず調べなければならないことの、ごく一部です。

例に挙げた4つは確認が取れなければ、取引自体が不成立の可能性がありますし、通常の金額での取引には該当しないこともあります。


そもそも、この物件を買っても大丈夫なのか?

個人間売買で、この不安をなくすことはできません。なぜなら、プロが立ち会わない取引ですから、いくらでも漏れが存在し得るのです。

手放す側の売主様は気にも留めないかもしれませんが、2000万円かけて購入する側の買主様は不安でたまらないですよね。

建物の状況や保証

購入してそこへ住むのですから、建物の状況も気になりますよね。

シロアリ、雨漏り、傾き、井戸など土地にしろ、建物にしろ、その状況をしっかりと確認してからでないと不安は拭えませんよね。

この部分も、不動産会社は大きな安心を提供してくれています。

不動産会社が仲介する場合は、重要事項説明書という書類を買主様に説明しなければいけません。

この重要事項説明書では、土地や建物の詳細な事項について記載・説明がなされます。

そのため、不動産会社が売主様に聞き取りなどを行って、土地や建物について調査します。

買主様は説明をしっかり理解すればOKですし、説明内容については国家資格者の宅地建物取引士が責任を負います。随分と安心感が違いますよね。


また、「仲介」という立ち位置の重要性も身に沁みます。

売主様に聞いてみたいけど聞きづらいこと、というのがあると思います。

売却理由や建物の不具合などです。

このような直接は聞きづらいけど知りたいことは、第三者を利用すれば気軽に聞くことができます。
しかも、その人は不動産取引のプロとなれば、大きな安心ですよね。

相談相手としての仲介

2000万円という金額を投じるのですから、当然に大きな不安が付きまといます。

上述した権利など取引そのものへの不安、土地や建物の物件への不安、金額が適正なのかという不安などもあるかもしれません。

このような不安を抱えた時に、相談する相手がいないと前に進めません。

この相談相手としての「仲介」という存在は、実はかなり大きいと思います。

家族に相談するだけでは不安は解消されないし、売主様に相談をするわけにもいきません。

両親への相談も欠かせませんが、具体的なアドバイスや指針を示してくれるようなことは期待できないかと思います。

まともに相談できる相手がいないなかで、2000万円もの決断を迫られる。
とってもとっても不安で恐くありませんか?

不動産仲介という存在はプロ目線でのアドバイスはもちろん、お客様に寄り添ったアドバイスをしてくれる人がたくさんあります。
僕たち不動産仲介は、常日頃から何千万円という物件の購入決断をする方々を横でサポートをしています。
一緒に楽しんだり、一緒に悩んだり、一緒に確認したり、ときには背中を押したりしています。

お客様からの不安への相談は慣れっこです。
みなさま同じような不安を抱えていらっしゃいます。

経験あり。知識あり。寄り添ってくれる。
不動産仲介ほど、強力な相談相手はいません。

さいごに

不動産業に従事した当初、不動産売買の仲介手数料って高いな!!と思っていました。

しかしながら、当時働いていた店舗の店長は「仲介手数料は安すぎる。自分が提供している安心感とワクワク感はもっと価値がある。」とおっしゃっていました。

いまはそれが充分に理解できます。それでも高額だなとは感じますが。笑

当たり前のように不動産仲介を通じて不動産を購入するので、その存在価値は気付きづらく、仲介手数料だけをみると高額だな~と感じてしまうと思います。

でも、不動産仲介という存在は計り知れない安心感をお客様に与えています。
不動産仲介を挟まない個人間売買を想像すれば、取引自体への不安・物件への不安・相談できる人がいない不安、など不安だらけです。

高額な取引であるがゆえに、仲介手数料も高額になりがちです。
しかしながら、その存在が与える安心感に気が付くと妥当なような気がしてきます。

とはいえ、都心部では仲介手数料の半額などが増加して人気になっているようです。
情報による安心感だけならAIでも代替可能です。

さて、不動産仲介はどう変貌をして残っていくのでしょうか・・・・がんばります!

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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