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2020年06月25日
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住宅ローン諸費用で不要に思える「保証料」も実はしっかりと恩恵を受けています。

住宅ローンを借りるときには、「保証料」という費用が必要になります。

この「保証料」は保証会社に支払います。

お金を貸してくれるのは銀行なのに、どうして保証会社にお金を支払わなければいけないのでしょう。


実は保証会社を利用するにより銀行は安心を得ることが出来ます。

住宅ローンの借主様に直接的なメリットは発生しませんが、実は大きな恩恵を受けています。

そんな「保証料」について、少し裏の部分まで探ってみましょう!

保証会社の役割

「保証料」とは保証会社を利用するための費用です。

どこの銀行でも、保証会社の利用が住宅ローン融資の条件となっているので、利用をしなければいけません。

では、保証会社にはどんな役割があるのでしょう。


保証会社は銀行へ安心を担保するために存在すると考えればOKです。

もし住宅ローンを借りた人が返済をできなくなってしまった場合には、保証会社が残りの住宅ローンを借主にかわって銀行に返済します。

勘違いしやすいのですが、決して肩代わりしてくれるわけではありません。

銀行からきていた督促が、保証会社からの督促に変わるだけで、住宅ローンの借主様には大きな変化はないのです。


万が一、返済が滞ってしまった場合、代わりに銀行に立て替えて支払いを行ってくれる。
これが保証会社の役割です。

銀行にとっては大きな大きな安心材料となりますが、住宅ローンの借主様に対しては直接的なメリットはありません。

保証料はいくら?

気になるのは実際に必要になる保証料かと思います。

よくあるのは、借入額の0.2%~0.4%ほどを保証料として一括で支払う方法。

1000万円の借り入れで、およそ20万ほどの保証料となります。


もうひとつ、金利に上乗せという方法もあります。

こちらは銀行が貸し出してくれる金利に、0.2%~0.4%を上乗せすることで保証料を分割で支払っていきます。

貸出の金利が、変動金利で0.5%の審査結果であったお客様が0.2%の上乗せを選択すると、実際の実行金利は変動金利0.7%となります。


保証料の支払い方法は、この2つの方法からお客様が選択していくのが一般的です。

直接的ではない恩恵

保証料は住宅ローンの借入れ額等に応じて、何十万~百万円単位で必要となってきます。

銀行のとっては回収不能となるリスクを回避できるメリットがありますが、住宅ローンの借主様にとっては直接的メリットはありません。


でも実は、この保証会社の存在によって多大な恩恵を受けています!

それは貸出条件です。

いまは超低金利時代と言われています。

変動金利の軸となる店頭表示金利もここ10年は2.475%のまま変わっていません。
(店頭表示金利の上下に応じて変動金利も変わる。)

日銀のゼロ金利政策などの背景もありますが、保証会社の存在もその一因と考えられます。


銀行からすると、保証会社の存在があることで、多少借入れが苦しい人でも安心感をもって貸し出すことが出来ます。

これが結果的に、貸出金額や適用金利などの条件の緩和に影響を与えています。

回収不能がないのであれば、銀行は心配なく貸出できますもんね。


ですので、銀行の住宅ローン審査は大部分を保証会社が握っています。

保証会社が融資のOKをすればOKですし、NGといえばNGになるのです。銀行はほとんど窓口としての存在でしかありません。

さいごに

保証会社の存在意義をご理解いただけましたでしょうか。

大金だけを巻き上げる不要な存在に思えていましたが、実はそのおかげで貸し出し条件が緩和されて、低金利時代となっているのです。

こうなってくると、今度は間に入っている銀行が不要にも思えてきますよね。笑

といっても、これまたなくすことはできません。

「保証料」、普段聞きなれない言葉で高額な費用だけ負担させられているような気がしますが、実は Win-Win の関係で、住宅ローン借主様にも恩恵は回ってきているのです。

どうでしょう。大金を支払う気持ちが少し楽になりましたでしょうか。
この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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