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2020年07月16日
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銀行が融資の上限額を設定する際に利用する「返済比率」について知っておこう!

本日はローン借入れ上限額の指標である「返済比率」についてお話したいと思います。

「返済比率」、あまり耳馴染みのない言葉かもしれません。


返済比率とは、ローンを借り入れる際の年収に対する年間返済額の割合のことです。

たとえば、年収1000万円、毎月のローン返済20万円(年間で240万円)の場合の返済比率は24%となります。

金融機関では融資をする際に、返済比率をひとつの指標に貸出上限額を設定しています。

覚えておきたいのは、ここで言うローン返済とは住宅ローンに限った話ではありません。

自動車ローンや教育ローン、リボ払いやスマホの機種分割払いなんかもローン返済に含まれます。

返済比率と審査金利

金融機関ごとに異なりますが、一般的には返済比率35%~40%を上限とする金融機関が多いようです。

返済比率35%を上限として、年収500万円の方は(年間175万円で、)月額だと14.5万円までの返済がOK、年収800万円の方は(年間280万円で、)月額だと23.3万円までの返済がOKという計算になります。

「ええーー!!めちゃくちゃ返済額多いやん!こんなの借りれても返済できるわけがない!!」と驚かれる方も多くいらっしゃるはずです。


実はもうひとつカラクリがあります。

それは審査金利というものです。

実際にお金を借りる際の金利と、貸出金額を計算する時の金利は異なるのです。

たとえば、三菱東京UFJ銀行は2020年7月現在の住宅ローン変動金利は0.525%です。これを適用金利や実行金利と呼びます。

一方で融資審査で用いる金利は3.55%(たしか!)です。

なんと3%以上も金利を厳しくして審査しているのですね~

3000万円を35年ローン、金利0.525%で計算すると月額返済は78,207円となります。

これが金利3.55%だと、月額返済は124,857円にも膨れ上がります!!

これまた驚きですよね!!金利の恐ろしさたるものですよ・・・・


本章の冒頭でお伝えした年収に対する月額返済はこの審査金利を用いた返済額で計算を行います。

つまり実際の返済額と差異が生じるんですね~


銀行もこのように厳しい審査金利を用いることで、35年という長い期間に渡って、返済に行き詰ることのないようにしているのです。

返済比率を資金計画に用いる

金融機関が融資の上限額を設定するのに利用する以外でも、重要な指標として資金計画に用いることが出来ます。


「25%以内が望ましい。20%であれば◎。」だろうと言われています。

これは一般的な家計が長期的なゆとりある返済計画を行っていくことを考えたときに、ひとつの指標として用いることが出来ます。


実際の返済額が返済比率25%以内におさまっていれば、僕はあまり資金計画に心配を持たないようにしています。

年収500万円の方であれば月10万円が望ましく、8.3万円以内なら◎です。

これが返済比率という指標を用いて、資金計画を一般化する基準です。

しかしながら、固定費や生活費などは各家庭ごとに異なります。

子供が1人のご家庭と、子供が3人のご家庭では生活費も教育費も異なりますからね!

同じ家族構成だとしても、趣味が違えば資金計画は異なりますし、子供の習い事やご両親の年齢などでも意味が違ってきます。

結局は、各家庭ごとにじっくりと話し合いをして、「お家」の位置づけ、かけられるお金などを検討する必要があります。

これをするときに一番簡単なのが今の家賃との比較なんですね~

だから、家賃並みの返済額で購入できる低価格帯の新築建売がバンバン売れているんだと思います。

さいごに

返済比率とは、年収に対するローン返済額の割合のことで、銀行が融資を審査する時に用いられます。

資金計画の際の指標として用いることもありますが、あくまで指標のひとつであり、実際には各家庭によって返済可能額は異なりますので、返済比率だけにとらわれることなく、自分たちの生活をイメージして資金計画を行いましょう!

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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