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2020年09月02日
ブログ

不動産査定で価格よりも重視しなければいけないこと

東亜産業さん景品表示法違反、ご存知でしょうか?

首からかけるタイプのウイルスシャットアウト空間除菌の商品が根拠のない表示だとして消費者庁から措置命令が下ったそうです。

緊急事態宣言中には僕もお世話になりました!
お客さんも安心だよな~、と思っていたら、なんの意味もなかったみたい・・・

これでもかと、アピールしながらぶら下げていたのが恥ずかしくなってきますよ。笑


さて、開業して2年目、このようなコロナ禍でも徐々に徐々に不動産売却査定の依頼をいただくことが増えてきました。

土地と中古戸建の依頼が多いですかね。


ご相談をいただくときに
「高く査定をしてくれた会社に任せたい!」
「査定価格をメインに金額を教えてもらってから不動産会社を選びたい!」
と、おっしゃられる売主様もいらっしゃいます。

可能な限り高く売りたい! 当然ですよね。僕が売主でも高く売ってくれる不動産会社はどこなのかを考えると思います。

しかしながら、【 高く査定をしてくれた会社 = 高く売ってくれる 】ではありません。

むしろ、高い査定をしたがゆえに、売却に失敗することもあります。

不動産の高額査定に潜む闇について、お伝えいたします。

適正な市場価格を無視した自己満

「高く査定してくれた会社に任せたい!」売主様にこのようなお考えがあったとします。

この場合、売主様の意向を受けた不動産会社の担当者は売却依頼を受けるために、相場より高めの査定金額を提示することがあります。

高めの査定金額を提示されて、この金額で売れます!と言われれば、お願いしたくなりますよね。

◆高く売りたい売主様◆と★高く査定しないと任せてもらえないと考える不動産会社★で意向が合致します。

しかしながら、この意向の合致は最も重要な「適正な市場価格」を一切無視して合致しています。

結果的に市場を無視した売主様と不動産会社の自己満の価格で、市場にさらされることになってしまいます。

市場は敏感ですから、風当たりは冷たいですよ~~

不動産査定価格の意味

不動産の買取をお考えの場合は、提示してくれた金額で不動産会社さんが買ってくれるので、高い金額を提示してくれる会社さんを選べばOKです。


しかしながら、不動産を仲介で一般に向けて売却したい場合は、不動産会社が提示した金額で売れるわけではありません。

だから、市場を無視した価格は問題なんです。


不動産には「適正な市場価格」が存在します。

正しい不動産査定とは、現地をみて、建物内をみて、根拠を添えてこの「適正な市場価格」を提示することです。

決して、売主様の意向をくんで、高い査定額を提示することではありません。


「適正な市場価格」からズレている物件は、売れない可能性が高いです。

売れずに市場にさらされていても良いことはありません。

いいな~と思った物件が、売出してから半年も1年も売れていないと聞くと、なんだか前向きだった気持ちが、ちょっとだけ後ずさりしませんか?

売れずに残っていることは、物件の印象を下げることに繋がります。

高く受託した不動産会社は・・・・

売主様の意向をくんで、適正な市場価格よりも高く物件を依頼された不動産会社はどうするのでしょう。


市場価格からズレているので、当然のように売れ残ります。

すると、不動産会社は売れない事を理由に、販売価格の値下げを要求してきます。

結果的に適正な市場価格、最悪の場合はさらに低い価格で手放すことになります。


高額で受けて、何カ月も売れ残ったタイミングで値下げ交渉をして、適正な市場価格で売却をしていく。

これが市場価格よりも高額で受託した不動産会社がとる作戦です。

早期に売却を完了させたいお客様にとっては、考えたくもない販売戦略ですね。

不動産会社を判断する材料

売却を依頼する不動産会社を選ぶ際には、担当者の知識や能力、相性、エリア性なんかも重要になってきます。
総合的に判断されるのが良いかと思います。


ただ、査定価格が一番高い会社に依頼することは、正解ではありません。

提示される価格は「本当にその価格で売れるのか。」という現実的な目線も必要です。


最終的には不動産の売出価格は売主様が決めることが出来ます。

依頼をする不動産会社の査定額で売却を開始しなければいけないわけではありません。


となれば、不動産査定では【価格にとらわれず不動産会社を選ぶ目線】をもっておくことが大切です。


ドンと構えて、ちょっとでも分からない事は不動産会社にバシバシ聞いてみましょう!

さいごに

「高く売りたい!」と思う気持ちはとても大切です。

この気持ちがないと、物件を演出して最大限の価値を引き出す努力を行ってしまいますので、売主様には「高く売りたい!」という気持ちをもって、売却活動に協力してもらう必要があります。


しかしながら、不動産査定では一歩ひいた現実的な目線が必要です。

金額だけに囚われてしまうと、不動産会社に翻弄されてしまいます。


高く売ることと早く売ることは表裏一体です。

売却に時間がかかるほど、価格も下落していきます。


不動産査定を受ける際には、しっかりとこのようなポイントを抑えて、査定を受けられると良いと思います。
この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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