ライフアーキ
2022年08月22日
日常生活
空き家の所有者は分かりませんでした!
お客様から「隣地を購入したい!」とのご要望を受けて色々と動いていたのですが、今日その結果を伝えてきました。
結果は、買えないどころか所有者に連絡させ取れませんでした。
というのも、この隣地は長年空き家になっており、その間ずっと手入れに来る様子もなかったようで、困り果てた隣地さんがだったら自分たちが買うから話をしてくれないかというもの。
7~8年前まではご年配の方がお住まいだったそうですが、隣地さんも所有者さんがどこの誰だか分かりません。
不動産所有者を登記簿を調べたところ、所有者さんは県外にお住まいのようで、早速お手紙をお送りしました。
昨日そのお手紙が「宛て先不明」で返ってきてしまいました。
引越しをしても登記簿の住所は変更しない
8年前に相続でご取得されており、登記簿上の住所がアパートでしたので、なんとなく予想はしておりました。
登記簿の住所を変更していないことは、不動産では結構あるあるです。
問題はここから先です。
実はこうなると、不動産会社が所有者を探し出すのはかなり難しいです!
方法としては、ご近所の方に聞いてみるくらいですが、隣地さんが何も知らないので他の方も知らないことがほとんど。
正直言って、お手上げ状態となります・・・
数十万円かかるので非現実的ですが、確定測量を行うという方法もあります。
確定測量を行えば、境界確認に所有者本人もしくは所有者と繋がりのある方が来られる可能性があります。
(測量の先生は業務上必要であれば、その先を追う事ができます。)
このような、所有者さえ分かれば解決する放置空き家は割とあるのかもしれません。
個人情報の取扱いは厳しさを増す一方ですが、我々不動産会社でも空き家等の所有者を追うことが出来る方法が何か確立されれば、空き家問題を解決する一端となるかもしれませんね~
この記事を書いた人
内藤 文弥

不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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