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不動産の購入に実印は必要?
不動産の売買における印鑑の取扱いですが、売主様はご実印が必要になりますが、実は買主様は実印でなくてもOKです。
なんだかちょっと意外ですよね~
お金を受け取る側の売主様は、なりすまし行為などにより不正にお金を受け取ることができてしまうことがあります。そのため、所有者かつ売主であることの確認が非常に大切になりますので、ご実印および印鑑証明書での本人確認行為が必要です。
一方で、お金を支払って新所有者になる買主様は、基本的に悪いことをできません。
しかしながら、実際に不動産のご購入等をなさった方はお分かりになられると思いますが、印鑑は実印を使用し、印鑑証明書も計3通ほどご提出されたかと思います。
これらは不動産売買ではなく、銀行で使用するものです。
銀行が行う本審査、銀行との契約、購入物件を担保に設定する行為、これらにはご実印および印鑑証明書が必要になります。
多くの方が住宅ローンを利用して、不動産をご購入されますので、取引に応じて印鑑証明書が必要になりますが、不動産売買だけとして考えれば、意外にも実印は不要だったりします。