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大手不動産会社がSEO対策に莫大な費用を投じる表と裏
SEO対策
全国に緊急事態宣言が出されて、ゴールデンウィークも全国で外出自粛となっていますが、当店は変わらず営業をしています。
ゴールデンウィーク期間中も営業予定です。
もちろん人と会う際はマスク着用、アルコール消毒必須とさせていただいております。
といっても、打ち合わせは全て延期して、ほとんど事務所で事務作業です。
実は、この事務所にこもりっきりになるタイミングで、ホームページを大幅に変えようと試行錯誤しています。
ただ、SEOとか本当に苦手でよく分かりません!笑
想像を絶するほどに苦戦して、まだ1/4も終わってないのに、すでに投げ出したい状態・・・・
アベノマスクよりも「蒸気でほっとアイマスク」が手放せない状態です。笑
・・・・・と、冗談はさておき。
大手のSEO対策ってすごいですね。
何を調べても、ポータルサイト系もしくは大手不動産会社系のホームページが検索の上位にきます。
売主様からすると、それだけで大手不動産会社に依頼するメリットになるのかもしれません。
それだけホームページへの集客が見込めるわけですからね。
でも、実はそんな理想通りにはいかないものです。
実際に集客型の店舗で働いていた経験から、大手不動産会社のSEO対策の裏側をお伝えいたします。
SEO対策には莫大な予算が必要
実は大手不動産会社も苦労していて、プロの助けを借りてキッチリとしたSEO対策を行い、コピーライターにコピーを依頼して、プロに写真を撮影してもらって、検索エンジンに引っかかるように工夫しています。
お分かりのように、かなりのコストがかかっています。
もちろんこれらは経費となるので、それぞれの店舗、ひとりひとりの営業マンの数字から支払われています。
莫大な広告宣伝費を投じて、集客をはかり、投じた宣伝広告費も回収していくというビジネスモデルですので、当然の仕組みです。
高額なSEO対策費のシワ寄せはお客様へ
投じた多額の広告費を回収するべく、末端の営業マンは今日も数字を積み上げます。
積み上げなければいけません。
このシワ寄せはお客様にきます。
買主様は、早い決断を迫られます。
毎月のノルマを達成するために早い決断を迫られます。
なにも不動産に限った話ではありませんが、厳しいノルマがあります。
投じた宣伝広告費が大きければ、それだけノルマも厳しくなりますから営業マンも必死です。
売主様は、売れる物件・売れない物件に分別されます。
売主様からすると信じられないかもしれませんが、実際に数字を作る計画を立てる時には、必ず分別の作業がされます。
1人の営業マンに与えられている、折込チラシやポスティングチラシの枠も限られているため、ノルマを抱える営業マンは全ての物件を同列に扱うことはしないのです。
お預かりした物件は買主様の会員登録のタネ
意図的にお預かりした物件情報を隠す不動産会社もあります。
目的は会員登録をしてもらって、顧客情報を入手することです。
お金を投じて整備したホームページなので、少しでもお客様の情報を入手して、契約へとつなげて投資を回収しようと考えるのだと思います。
売主様からすると、せっかくお任せした物件が、不動産会社のお客様集めのダシに使われていると思うと、残念じゃありませんか。
高額な費用を投じてSEO対策を行うと、その費用を回収しなくてはいけませんので、このような弊害も出てきてしまいます。
ホームページ集客という売主様にとっても大きなメリット
SEO対策でホームページ集客をはかるメリットは、もちろん「ホームページ集客が見込める」ことです。
いまどき、不動産を探しに直接店舗に訪れる方は非常に少ないです。
ほとんどの方がインターネットで物件情報や会社情報を検索してから、お問合せなどを行います。
そのため、検索結果の上位にいることはホームページ集客をはかる上で、圧倒的に有利です。
売主様にとっても、自分の物件が購入希望者様の目に直接触れる機会が多くなりますので、大きなメリットになると思います。
とりわけ人気エリアや人気学区などでは、探しているけどなかなか見つからない!
という購入希望者様が多くいらっしゃいます。
そのようなエリアに該当している場合は、大手不動産会社に依頼して、いち早く購入希望者様の目に触れさせるということが有効かもしれません。
いずれにしても、莫大な広告費用を投じていることによるデメリットはありますが、一方で「集客」という面で、大きなメリットがあるため、売主様もその恩恵に預かれるかもしれません。
さいごに
インターネットとの関わりなしでは生きていけない世の中です。
もちろん不動産売買も同様で、インターネットでも選ばれる会社になっていく必要があります。
SEO対策だのGoogle評価だの、本当に苦手で避けて通りたいのですが、どうもそういう訳にもいかないようで。
会社規模や資金力の違いが、如実に感じさせられています。
しかしながら、SEOもホームページもほとんど自力で選ばれる会社となれば、お客様にも多くの還元ができる公算もあります。
とりあえずは、目の前にあるホームページのリニューアルをやり切らねば!
緊急事態宣言明けにはリニューアルできるかな・・・?