昨晩の地震から、住まいと地震について

昨晩、宮城県と福島県を中心に最大震度6強の地震が発生しました。

私の住む静岡市も震度3を観測したようです。

驚いたのは、気象庁からの発表!

なんと昨晩の地震は2011年の東日本大震災の余震とのこと。10年越しにこれほど大きな余震を起こすとは・・・・。あらためて、東日本大震災がいかに大規模な地震であったのかを思い知らされました。

もしも、東海地震が東日本大震災と同規模であった場合、震度7の揺れが1日に7回起こるという研究もあります。

東日本大震災は震源地が沖合150キロ付近でしたが、東海地震の場合は沖合3キロほどが震源地になるためだそうです。

震度7が1日7回ですよ!家はもちろん、避難所にいるのも恐くてたまらなくなりそうです。

「地震に強い家」だけが選択肢ではない

住まいと地震との関係性では、多くの方が「地震に強い家」「大地震に耐えられる家」を希望されます。

当然ですよね。せっかくのマイホームは安心できる場でありたいですし、家族を守る強い家が良いと思います。

しかしながら、私はもうひとつ選択肢(考え方)があると思っています。

それは「建物にお金をかけない家」です。

どれほど大きな地震がくるか我々には想像もつきません。であれば、建物にはあまり大金をかけないでおく、という考え方です。

地震がきたら逃げれば良いのです。最近の建売住宅はもちろん、新耐震基準(1981年6月以降に建築確認を行った建物)のお家であれば、震度7の地震でも1回2回で全壊して潰される心配は少ないです。

基本的に土地は価値を変えずに残り続けます。

同予算でも土地にかける金額を大きくしておくと、万が一の場合にも安心です。

あとは火災保険の適用有無の問題もありますし、火災保険・地震保険の入り方の工夫もあります。

地震が恐いから、何としても大手ハウスメーカーの地震に強い家!正しい選択ですが、予算の問題もあるかと思います。

住まいと地震という観点からは、実は他の選択肢もあったりします。

あまり深入りするとかなり長い話になりますので、この辺で!

関連記事

ライフアーキ
054-374-9487