不動産会社は変えられます。苦手な雰囲気の営業マンを避けるべく不動産売買の仕組みを知ろう!

頭を抱える

ネットでお家探しをはじめると、とても気になる物件を見つけました。

不動産会社に問合せをして、物件の内覧をすると、とても綺麗で住み心地が良さそう!金額も予算内でぜひ購入したい!!

・・・・でも

担当の営業マンが苦手・・・・
すっごく苦手。

物件は気に入ってぜひ購入したい。でもこの営業マンは嫌だ。だからといって、お家の購入でモメたくない。

果たしてこの営業マンからでないと、このお家を買えないのだろうか。


一生に一度の住まい探し、こんなことになったら、どうしましょう。

自分が苦手だからという理由で不動産会社を変更することは可能なのでしょうか。

買主様が不動産会社を選べる!

変えられないケース(後ほど説明します)以外であれば、気軽に変えちゃいましょう!


どの不動産会社を通じて購入するかはあなたが選べます。

苦手な営業マンが担当になってしまった場合には、サクッと他の会社に乗りかえても大丈夫です。


実は、不動産会社はコンビニエンスストアよりも多く存在します。

選び放題!笑 せっかくならご自身が信頼して任せられる不動産会社にお世話になると良いと思います。


変えられない場合については下で説明をしておりますので、ご確認ください。

仕組みを知れば納得できる

OK

不動産仲介の流通は「レインズ(不動産流通機構システム)」を用いて行われます。


売主様から販売を依頼された不動産会社はレインズに物件情報を掲載します。

一方で、買主様から物件探しを依頼された不動産会社はレインズで物件情報を検索して、物件を紹介いたします。


「 売主様 / 買主様 / 売主様側の不動産会社 / 買主様側の不動産会社 」
ひとつの契約で、4つの立場が存在します。

これが不動産仲介の仕組みです。


そしてレインズは、不動産会社であれば全国どこの会社でも利用できます。

つまり、どこの不動産会社でも「買主様側の不動産会社」という立場になれるのです。


だから、どの不動産会社から購入をしてもOKです!

仲介物件であれば、どの不動産会社からでも購入ができるのです。

営業マンの変更?不動産会社の変更?

お家を気に入っても、担当者が気に入らなければ変更をすることが出来ることをご理解いただけたかと思います。

では、担当者を変える時には同じ会社の他の担当者、全く他の不動産会社、どちらにお願いするのでしょう。


これはどちらでもOKです。


ただし、経験上あなたが「同じ会社の他の営業マンに変えてください。」とお願いすることは、ほぼありません。

担当者ではなく、不動産会社自体を変更することと思います。

同じ会社ですと、気まずいですし、また顔を合わすこともあるかもしれませんからね。


ご安心ください。

特別あなたに限ったことではなく、ほとんどの方が担当者を気に入らない場合はスーッと他の会社に行って、他の不動産会社から購入をしています。

どんな時に変えたくなるの?

僕がお手伝いしていたお客様が他者さんで購入をされたこともありますし、他社さんでお世話になっていたお客様にご指名いただいたこともあります。

みなさんはどんな時に担当者を変更したいと思うのでしょう。過去の経験や思いつくままに羅列してみます。


知識がない
発言に自信がない
話を聞いてくれない
まくしたてるように営業をしてくる
急かされる
質問への回答が遅い
言っていることが変わる
たよりない
清潔感がない
質問と回答がズレている
不信感を感じる


このようなことを感じると、不動産会社を変更したりする傾向にあるようです。

人ですので相性うんぬんもありますが、基本的なことが出来ていない営業マンは上記のような理由で、お客様に選んでいただけないことが多そうですね。

こんな場合は変えられません!

ここまで、担当者が気に入らなければ会社ごと変えてしまってOKだとお話してきました。

しかしながら、不動産会社を変更することが出来ないケースもいくつか存在します。

下に示したケースでは我慢をするか、担当者変更を行うのがベストかと思います。

その会社からしか購入できない

「売主様が直接販売をしている」というケースです。

対応をしてくれている担当者はその物件の売主様です。

この場合は不動産会社を変更できません。
もし変更できたとしても、本来不要であった仲介手数料がかかってきてしまいます。

購入申込書(買付)を提出している

いざ物件を購入しよう!と決めた時に書く書類が購入申込書です。

購入申込書にはどの物件を、誰が、どんな金額・条件で、購入したいです。という内容を記載します。

つまり、購入申込書を提出している ⇒ 売主様に個人情報等が届いている 状態です。

この状態で他の不動産会社から再度購入申込書を提出しても相手にしてもらえません。
先に提出した購入申込書が有効となります。

さいごに

一生に一度のお家探しです。

高額な商品なので、不安もあれば、慎重にもなるはずです。


そのサポートをしてくれる不動産会社を、わざわざ苦手な人のまま進めていく必要はありません。


せっかくのお家探しです。

信頼して話やすい、相談しやすい不動産会社から購入したいですよね。


不動産仲介の仕組みを知れば、自分の導き役となる不動産会社選びも重要だとお分かりいただけると思います。


あなたが不動産会社を選べるのです!!

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