住まい探しでは「スピード感」を意識すると上手な買い物ができる確率があがりますよ~

いや~振り続けた雨から一転、昨日はめちゃくちゃ暑かったですね~

 

この時期は、新築建売や売主様が住んでいない中古住宅だとエアコンがないこともあるので汗だくですよ。

 

湿度が高い梅雨、あっつい夏、汗っかきな僕には辛い季節です。

 

 

暑さに負けず昨日もお客様と現地をみて回ったのですが、本当に不動産の購入は難しいですね~。改めて実感しました。

 

あれが良くてもここが気になる、次の物件はここが良くてもそれが気になる、そうこうしているうちに検討していた物件は徐々に売れていく・・・・

 

このような経験をしたことのあるお客様も多いのではないでしょうか。

毎日たくさんの物件が売れていく

不動産は水物だと言うことがあります。

 

これは、不動産の市場は常に流動的で運に左右される部分もあるという例えです。

 

日本で最も新築建売住宅を供給している飯田グループは年間で4万6千戸以上の住宅を供給しています。

つまり、1日に120件以上の新築戸建物件が取引されているのです。

 

衝撃的な数ですよね!!

 

ということは、どんなに少なくとも1日120件以上の物件が市場から姿を消しています。

と同時に1日120件以上の物件が市場に姿をあらわしているのです。

 

飯田グループだけでこの数字ですから、実際にはこの何倍もの数の不動産が消えてはあらわれているのです。

 

 

ですので、今日と1週間後では不動産の市場は全然異なります。

 

「このエリアは何も変わっていないな~」と思っても、他のエリアの物件が売れてライバルが流れてきているかもしれませんし、家を欲しい!と思った人が増えているかもしれません。

 

需要と供給で成り立つ不動産市場は、常に姿を変えているのです。

ライバルは待ってくれない

毎日それだけの数の取引が行われているということは、それだけ買主様がいらっしゃるということです。

 

ご存知の通り、いまは超低金時代で、パートタイマーでも新築を購入することができる時代です。

家賃と同額程度の支払いであれば、マイホームを購入したい!と思う方はたくさんいらっしゃいます。

 

不動産会社は嫌というほど分かっているのですが、不動産購入においてスピードはめちゃくちゃ重要なのです。

 

ある日突然売れていきます。

土曜日の朝に売出中だった物件が、日曜の夜に商談中になっていることは日常で、土曜の午後一で商談中になっていることもあります。

 

みなさま、平日はお仕事でバタバタしてお疲れ気味です。

そのぶん、週末にしっかりと検討して判断していくのです。

 

「欲しい!」と思ったら、すぐに手を挙げなければいけません。

 

急かす。のは不動産営業マンの手口の場合もありますが、それでも気になっている物件であればのってしまっても良いと思います。

 

それほどにスピード感は不動産購入における重要な要素のひとつです。

 

ほんの3分で購入できなかった買主様

いまだに忘れもしませんが、ほんの3分で希望物件の購入を逃したお客様がいらっしゃいました。

 

不動産を購入する時には、不動産購入申込書(買付)を不動産会社を通じて売主様へ提出して、契約に進んでいきます。

 

この不動産購入申込書は提出順で受け付けられるのが基本です。

そのため、売主様を担当する不動産会社に持ち込む前に必ずメールかFAXをします。

これは提出時刻をしっかりと残すためです。

 

僕は売主様の不動産会社として、土地を販売していました。

 

日曜日のお昼頃に買付を送りました~と他の不動産会社からお電話が。

なんと10分ほど空けて続けざまに2本!

 

事務所に戻って確認すると、本当に2件の申込が同日のほぼ同じ時間に!

 

FAXの時刻を確認するとその差はたった3分!

ほんの3分の差で購入できなかった買主様が出てしまったんですね~

さいごに

不動産市場はドンドン変化する。

高価で、すべての物件が唯一の一点もの。

 

同じ物件は二度とあらわれないのに、悠長に比較をしている余裕もない。

これが不動産購入なのです。ちょっと特殊ですよね。

 

だから本当は「家が欲しい!と思ったタイミングで市場にある最も気に入る物件を購入して、以降は不動産情報を全く見ない。」これが、上手な買い方なのです。

 

と指南しておきながら、僕自身もそんな割り切ったことができる性格でもないな~

と思ってしまいます。笑

 

お住まいをお探しの方は、「スピード感」ぜひ意識してみてください。

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