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2020年04月13日
ブログ

不動産取引に関係する民法改正!売主様には残念な改正内容です。

この4月より民法改正が行われていますが、ご存知でしょうか。
不動産売買においてもルールが変わっております。

契約準備を行っていると早速、新ルールに出くわしたのでご紹介いたします。

これまでは「隠れた瑕疵」に対して、定められた期間だけ売主様が責任を負う【瑕疵担保責任】という条文が契約書にありました。
※「隠れた瑕疵」とは売主様も知らなかった物件の欠陥や不具合、キズなど

これが4月からの契約書では【契約不適合責任】という条文に変更し、「契約書と実物の適合」に対して売主様の責任が発生する内容になっております。

買主様は喜べる改正。
売主様は残念な改正。
となっています。

実際に条文をみてみましょう。

民法改正前の条文

こちらが2020年3月まで使用していた条文です。

読みなれていない文章・単語ばかりで読みづらいかと思います。
簡単に説明すると下のようなことが書かれています。

「隠れた瑕疵」について、

◆損害賠償をしてください! という《損害賠償請求》

◆目的を達成できないから契約自体を白紙撤回させて! という《契約解除》

の2つに対して、買主様は請求する事ができ、売主様は一定期間責任を負っていました。

民法改正後の条文

こちらが新しく2020年4月から使用する条文です。

こちらの条文では

◆損害賠償をして! という《損害賠償請求》
◆目的を達成できないから契約自体を白紙撤回させて! という《契約解除》

の以前の2つに加えて、

◆しっかりと修繕して! という《追完請求》

◆キズがあったから、その分のお金は返金して! という《代金減額請求》

という2つの、請求権が加わりました。

売主様にとっては残念という意味がご理解いただけたかと思います。
以前にもまして、売主様の責任が大きくなっています。

より重要性を増す不動産業者

これまで〔隠れた瑕疵かどうか。〕で考えていたことが、〔契約書と適合しているかどうか。〕に視点が変わりました。

契約書を作成するのは、我々不動産仲介会社です。
〔契約書と適合しているかどうか。〕という視点になったことで不動産仲介会社の仕事はより重要になります。
どんな内容で契約を行うのか。契約時に説明される「物件状況報告書」や「設備表」の内容は確実なのか。
によって、契約の信頼性は大きく揺らぎます。

しっかりと、このような変更や新条項の内容を理解して、キチッと説明してくれる不動産仲介会社を選択するようにしてください!

さいごに

宅建業法や民法、建築基準法や税法など、不動産では関連している法律が多く、毎年のように何かしらの変更が行われています。

不動産会社にとって、このような知識習得は欠かすことの出来ない重要な仕事です。

特に今回は不動産取引に直接かかわる民法改正です!
売主様・買主様に直接影響がございます。

しっかりとした知識があり、不動産取引に精通している不動産会社を選ぶことはこういった安心感の面からも重要です。

静岡市内であれば、当店がお力になりますよ~!
ぜひご相談いただけると嬉しいです。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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