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2020年04月24日
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津波や浸水リスクは大丈夫?静岡市提供のハザードマップを確認してみよう

桜エビや生しらす、冷凍マグロ、深海生物など静岡市はとても海洋環境に恵まれています。

富士山の眺めが綺麗な「三保の松原」は世界遺産、徳川家康が自ら埋葬場所として指定した国宝「久能山東照宮」も海からの恩恵が大きいのではないでしょうか。

海と共に発展してきた静岡市ですが、不動産を考える時には、この海そして川がひとつのリスクにもなってきます。

特に近年は自然災害も多く、海抜や海からの距離、川からの距離を気にされる方が多くいらっしゃいます。

そういった心配に応え、万が一の際はいち早く避難や行動がとれるように、静岡市ではハザードマップを公表し、ネットでも閲覧ができるようになっています。

【静岡市防災情報マップ】

4種類ある静岡市のハザードマップをそれぞれみていきましょう。

防災マップ|静岡市防災情報マップ

防災マップでは、【想定地震分布図・液状化可能性分布図】【津波浸水想定区域】【土砂災害に関する情報】を確認することができます。

津波に関する情報は後に出てきますが、専用のマップがありますので、このページは液状化を確認する時によく使っています。

液状化は調べない全く予想ができないことも多いので、不動産会社からするとかなり助かります。

では、それぞれをみていきましょう。

想定地震分布図・液状化可能性分布図

想定地震分布図は静岡市を中心に大きな地震が起こった際に、それぞれの地区が記録するであろう最大震度を想定した分布図になります。

一般的に地表面の地盤が軟弱なほど揺れやすく、硬い地盤ほど揺れにくいと言われています。


液状化可能性分布図は液状化の可能性を示した分布図です。
液状化は地中の水分量や地下の水路にもよるので、目視等では一切分かりませんし、確認のしようもないため、この分布図は助かります。

可能性、大・中・小・無の4段階で表れています。

可能性無の隣に、可能性大があったりして結構面白いですよ。


葵区・駿河区で最大震度の地震となった時、清水区で最大震度の地震となった時に分けられています。


津波浸水想定区域

防災マップでは津波浸水想定区域も確認ができます。

しかしながら、津波に関しては後ほど紹介する専用のページがありますので、そちらの方が分かりやすいと思います!笑

土砂災害に関する情報

ここでは、土砂災害特別区域などを確認することができます。

傾斜地や山のふもとなどが指定されています。

売却や購入を検討している土地の裏手が山だったり、傾斜地の場合はここで確認してください。

【土砂災害に関する情報】に該当している場合は、ほとんどが不動産購入時の説明事項に該当しますので、そういった面では購入者目線では大きな心配はありません。

津波避難マップ|静岡市防災情報マップ

静岡市防災情報マップのなかでも、津波に特化したページです。

◆津波による浸水深さ

◆津波到達時間目安

◆避難対象地区

◆津波(地震)発生時の避難施設の場所

◆避難すべき方向

◆海抜

が詳細に示されています。

東日本大震災を教訓に、地震発生から何分以内に逃げるべきで、どの施設、どの方角へ逃げるのが最適なのかが分かるようになっています。

海の近くに住まわれている方、海の近くに引越しをお考えの方は必ず目を通しておいてください。
駿河区よりも圧倒的に清水区の方が、被害が大きいことが予想されています。

洪水ハザードマップ|静岡市防災情報マップ

洪水ひなん地図が洪水ハザードマップです。

静岡市内を流れる8つの河川について、それぞれで河川氾濫が起こった場合の浸水被害想定深さが示されています。

8つの河川は下記に示しておきます。

また、河川氾濫の原因として、河川の水量増加により水が溢れる〈洪水氾濫〉、河川の堤防が浸食されることにより水が溢れ出す〈河岸浸食〉の2パターンが想定され、それぞれのパターンで氾濫が起こるならば、どの位置でその程度の浸水広がりがあるのかまで想定されています。

もちろん、津波と同様に避難場所も示されていますので、河川の近くにお住まいの方々は必ず確認をしておきましょう。

ひとつご理解いただきたいのは、河川の氾濫を前提として策定されているということ!

そのため河川の近くの土地はほぼ漏れなく色がついています(浸水が想定されている)。

大雨が降るたびに不安だ!と勘違いをされる方がいらっしゃいますが、それはちょっと違います。あくまで、氾濫をした場合の想定です。大雨が原因ではあるのですが。

大雨の場合は、この後の内水の方が心配事項になると思います。

内水ハザードマップ|静岡市防災情報マップ

浸水ひなん図が内水ハザードマップです。

内水(ないすい)とは、一定時間に大量の雨が降り、排水能力や雨水処理能力が追い付かずに市街地に水が溜まっていってしまう災害です。

昨年の台風18号が記憶に新しいかと思います。

駿河区の西島や清水区の鳥坂、吉川など、周辺よりも低いエリアに内水は起こります。

難しいのは、内水 ≠ 洪水ということ!

台風18号の時のように内水が起こっても洪水は起きませんし、洪水が起こったとしても内水は起こらない可能性も十分にあります。

ハザードマップをみるときに、このことはしっかりと理解しておいてください。

さいごに

以上が「静岡市防災情報マップ」の説明になります。

お客様だけでなく、住宅会社さんもよく使うのですが『あのあたりは地盤が良くない』という表現があります。

この『地盤が良くない』の意味はしっかりと確認をしてください。

液状化なのか、内水なのか、過去の地盤改良結果なのか、水路(みずみち:地中にある水が通っている道)なのか。
内水しやすいエリアは水が溜まりやすく、液状化しやすいなど影響を与えあっている場合もあります。

万が一の場合に自分の自宅があるエリアはどうなのか。
買おうと思っている土地、エリアはどうなのか。
売ろうと思っている不動産のあるエリアはどうなのか。

誰でも無料で見ることができますので、ぜひ調べてみてください!
下記からホームページへ飛べます!

【静岡市防災情報マップ】

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