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2020年05月25日
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「賃貸VS持ち家」どっちがお得?・・・なんて比較はしないでください!

住宅関連の雑誌やコラムなどで「賃貸VS持ち家 どっちがお得?」なんて比較を目にしたことがある方も多いと思います。

実際にはどうなんでしょうかね。
・・・なんて言いません!検討もする気がありません!笑

どっちがお得なのか。に、こだわって住まい探しを行うと、うまくいきません。

「住まい」の目的はお金をかけずお得に住むことでは決してありませんから!

幸せな暮らしを実現するための、マイホームです。

この目的を達成できるのであれば、賃貸であろうが、持ち家であろうがベストな家の選択です。

そもそも比較は出来ない

そもそもですが、賃貸と持ち家を比較すること自体がナンセンスです。

家はただのツールであって、目的ではありません。

まずはどうありたいか。どう暮らしたいか。という目的があっての、家です。

お金の部分だけ切り取って、持ち家だ!賃貸だ!なんて、まったく意味のないことだと思っています。

重要なのは、どう暮らしたいか。

そのうえで、賃貸と持ち家の違いを知って、どう選択するかです。

賃貸と持ち家の違いについて、考えてみます。

資産への投資

非常によく聞く話ですが、家賃毎月8万円と住宅ローン返済毎月8万円では、同じ8万円ですが、意味合いが全然違います。

家賃は返ってくることのない掛け捨ての支払いですが、住宅ローンは土地や建物に対しての返済で資産が残ります。

毎月8万円であれば年間96万円、30年後には2880万円です。

これほどの金額を掛け捨てで諦めるか。住宅ローンを利用して住まいへと投資するかです。

支払い期日の有無

当然ですが、賃貸住宅には支払いのゴールは存在しません。

住んでいる限り、ずっと家賃が発生します。

一方で、住宅ローンには終わりが来ます。

スタート時には30年先、35年先という途方もない未来のような気がしますが、必ず終わりが来ます。

住宅ローンを完済した方々の、その後の住まい選択はとても自由で、うらやましく感じます。笑

そのまま思い出の自宅を終の棲家にするも良し。
家族の住まいから夫婦の住まいへと平屋に建て替えるも良し。
家を売却した資金で利便性の高いマンションに移り住むのも良し。
家を売却した資金で自由自足の田舎生活を始めるも良し。
家を売却した資金で高齢者サービス付き住居へ入居するも良し。

みなさま、思い思いに自由に選択をされています。

これも、月々の住居への支出を、家賃として無駄にするのではなく、住宅ローンを利用して資産へと投資してきた結果です。

売却のご相談をいただいたお客様から、上述したような第二の人生のお話を伺うこともあります。

お客様も楽しそうで、とてもうらやましく思えて、自分もそんな生活したい!と、仕事を放棄しそうになります。笑

安心感を生む

一般の方々が意外に見落としがちなのが、住宅ローン借入に付随する「団体信用生命保険」の存在です。

「団体信用生命保険」は、住宅ローンを借りた人が亡くなってしまった場合に、残りの住宅ローンがチャラとなる保険です。住宅ローンを借りる際には必ず加入しなければいけません(フラット35を除く)。

これって、とても大きな安心じゃないですか?

万が一、一家の大黒柱に不測の事態が起こっても、残された家族は住むところには苦労しなくて済むのです。

住宅ローンが残っていませんので、売却して現金化するという方法もいつだって可能です。

現金化して奥様のご実家に戻る、なんて選択もできます。

残される家族としても、残してしまうご主人としても安心感は大きいですよね。

賃貸住宅ではこの安心感は得られません。

住まいは買って終わりではなく、買ってスタートです。

だからこそ、住み始めてからの安心感というものは幸せな生活を送る上で欠かせない要素なのです。

動きの取りやすさ

生活のスタイルに合わせて移り住みたいよ~という方もいらっしゃいます。

最近はアドレスホッパーといって、定住の家を持たない方々もたくさんいらっしゃるみたいですね!

そういった方々向けの、日単位・月単位で部屋を貸し出すサービスを提供する会社も人気のようです。

好きな場所で好きな期間だけ滞在する。
これは、持ち家の対極ですよね。

このように、生活スタイルに合わせた住まいを求める場合は持ち家を持つべきではないと思います。

上記は極端な例ですが、一般の方でも子供が幼少の時期、子供が大きくなった時期、子供に手がかからなくなった時期、自分たちの老後などで家に求める機能は変化してきますよね。

自分たちの生活にあった家に住む。

そのための動きの取りやすさなどは賃貸住居である強みですよね。

もっとも重要なのは・・・

100組以上のお客様のお手伝いをさせていただいたなかで、賃貸と持ち家の大きな違いは、「自分の家」という意識だと思います。

「自分の家」だから、インテリアや家具にもこだわりたい。
「自分の家」だから、友達を招待したい。
「自分の家」だから、大切に住まいたい。
「自分の家」だから、好きにできる。

こんな気持ちが、実は幸せな生活に寄与しています。

自分の家なんだから、気を遣わなくて良い!

この心理的な気楽さが、住まいを彩るのに大きな要素となっている気がします。
もちろん、これも比較することは出来ません。

そこに住む家族の姿

仕事柄、住宅購入をして幸せに住まっている方々との接点が多いのもありますが、やっぱり家は持ち家の方が幸せなんじゃないか。と個人的には思っています。
※決して賃貸では幸せではないということではありません。

やっぱり自分の家は嬉しいし、楽しいし、最高みたいです。

こだわりやDIYを嬉しそうに語ってくれたり、毎週末お友達を連れてくるお子様のお話を伺ったり、どんな家具を買おうか一緒に悩んだり、幸せな家族の姿をたくさん見せてもらっています。

家の良さよりも、そこに住まう家族の良さの方が嬉しいし、仕事のやりがいにもなっている気がしています。

さいごに

ここまででお伝えしてきたように、賃貸VS持ち家なんて比較できません。

お金の面で何とか比較をしたところで、お金は住まいの重要な要素のひとつですが、目指すべき理想ではありません。

目指すところは、自分たち家族らしい幸せな生活です。

それを叶えることが出来るのであれば、賃貸だろうが持ち家だろうが良いと思います。

幸せな住まい。ここに焦点をあてて家を考えていきましょう!

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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