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2020年08月15日
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高額な保証料。これは銀行に安心して融資をしてもらうための費用です!

銀行から住宅ローンを借りて住まい購入を行うときに「保証料」という費用が発生します。


およそ借入額の2%~3%ほどが請求されます。

3000万円の借入れで60万円、4000万円の借入れで80万円です。

かなり大きな金額ですよね・・・・


ではこの保証料、いったい何のために支払っているのでしょう。

保証会社の役割と銀行との関係性を見ていきましょう。

保証会社の役割

保証料は保証会社に支払う費用です。

そして、保証会社が保証してくれるのは「あなたが返済できなくなった住宅ローン残債」です。


ほんの10年前までは住宅ローンを借りるにも、賃貸物件を借りるにも、必ず身分のしっかりした保証人が必要でした。

銀行はローンを借りた人が返済できなくなってしまったら、保証人に返済をしてもらうことで資金の回収を行っていました。

しかしながら、保証人になれる人がいないと融資・アパートが借りられない。保証人から回収できない。などの問題がありました。


そこでこれらを解決する存在として「保証会社」が登場しました。

「保証会社」は保証人の代わりだと考えてもらってOKです。

万が一の際に、あなたに代わって銀行に返済を行うのが保証会社の役割なのです。

保証会社は肩代わりをするわけではありません

あなたが返済できなくなってしまった住宅ローンを、代わりに銀行へ支払ってくれる。

ここまで聞くと、「保証会社」はすごいありがたい存在に思えてきます。

ありがたい存在であることは変わりないのですが、重要な事をお伝えしておりませんでした。


保証会社は肩代わりをしてくれるわけではありません!

・・・・ん??? って感じですよね。

考えてみれば当然なんですが、勘違いしている方が非常に多いです。


保証会社は、あなたが返済できなくなってしまった住宅ローンを、代わりに銀行に支払ってくれます。

では、あなたは返済から逃れられるのか!?

そんなことはありません。保証会社が取り立てにきます。

なんてことない、単純に返済先が銀行から保証会社に変わっただけなのです。

ここを勘違いしている方がいらっしゃいます!
団体信用生命保険は保険会社が肩代わりで支払ってくれますが、保証会社は肩代わりはしてくれません。しっかりと回収をします。

銀行へ与える安心感

ここまでで保証会社の役割がご理解いただけたと思います。

決して保証会社はあなたの味方ではないんですね~


では、なぜ味方でもない保証会社に高額な費用を支払ってまでお世話になるんでしょうか。

それは、保証会社に加入しないと銀行が融資をしてくれないからです。


保証会社はあなたの味方ではありません。

そして、決して銀行の味方でもありません。ただし、回収不能となるリスクをなくす安心の存在ではあります。


銀行からすれば、【 保証会社に加入している = 回収不能とならない 】という絶大な安心感があります。

住宅ローンともなれば融資額は高額で、保証会社の存在は際立ちます。

結果的にほとんどすべての銀行で保証会社への加入が融資の必須条件となり、住宅ローンを借りるには保証料の負担が必要になっているのです。

審査も銀行より保証会社がメイン

住宅ローンの融資審査でも、最近では銀行審査よりも保証会社の審査がメインになっています。

万が一のリスクを背負うの保証会社ですので、保証会社がOKといえば基本的に銀行はOKをしてくれます。


そのため最近では審査申込時の銀行担当者も当てになりません。笑

保証会社が方針を変えれば、銀行の考えに沿わずとも借入の可否も変更してしまいますからね。


住宅ローンの借入れで苦労している方は、銀行を変えても意味がありません。

銀行の先にいる保証会社を変えないと審査結果は変わりません。

静銀保証、清水信用保証、日本労信協、しんきん保証、全国保証など様々な保証会社があります。

どこの銀行も複数社の保証会社を利用していますので、そこが被ってしまえば銀行を変更しても意味がないのです。

どこの銀行がどこの保証会社を利用しているかは、個人で調べるには限界があります。

住宅ローンにも詳しい不動産会社の助けを借りると良いと思います。

もしもの場合は・・・

万が一の場合には、銀行には保証会社がついています。

保証会社はリスクを背負う代わりに、高額な保証料を請求します。

住宅ローンを借りる人は連帯保証人が不要になります。

これが保証会社を利用した制度の大枠です。


もう一歩踏み込んで、万が一の場合にどうなるかをお話します。

もしも、あなたが返済できなくなってしまったら・・・・・


まずは保証会社が銀行に返済を行います。

その後、保証会社はあなたに督促を行います。

そしてこの督促は「一括返済しなさい!」という内容です。

毎月の返済が滞っているので、できるわけありませんよね。

結果的に保証会社は、あなたの不動産を競売にかけて資金を回収します。

だから、住宅ローン審査では個人審査と同等に担保となる物件の審査を念入りに行うのですね~

さいごに

住宅ローン利用者には避けては通れない保証会社のお話でした。

なんとなくご理解いただけましたでしょうか?


保証会社・保証料なんて呼ばれているので、なんだか印象が良く、万が一の際には助けてくれそうなイメージがありますが、そんなことはありません。

それでも保証料は住宅ローン借入では、欠かすことの出来ない費用です。


保証料については勘違いしていたり、そもそも存在を知らない方も多いため、知っているだけでかなり住まい探しをスムーズにご案内することが出来ます。

ぜひ頭の片隅にでも置いておいてください。

この記事を書いた人
内藤 文弥 ナイトウ フミヤ
内藤 文弥
不動産売買店 ライフアーキ代表 / 有度二小 - 清水七中 - 静岡東高 - 山口大学工学部卒 / 見た目は大柄ですが声が高めで恐くない / 髭が濃い / 2019年はゴルフに注力。スコア95を目指します。現在ベストスコア97。ついに100きり / お酒も好きで飲みに行くことも多い / 地元消防団に加入しており、日々活動しております。消防団員も随時募集中です!!
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