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静岡市清水区追分の住宅火災から火災予防を考える。
火災予防
昨日30日の午前中に静岡市清水区追分で住宅火災が発生しました。
火元の民家から周辺民家へ延焼し、結果的には全焼6棟を含む9棟を焼く大規模火災になってしまいました。また火元となった住宅にお住いの方の遺体が発見されたとのことでとても残念です。
火元となった住宅には年配女性がひとりで暮らしており、建物の老朽化や、敷地内でたき火を行う様子など地域住民から心配の声があがっていたそうです。
静岡新聞の同面では長泉町、掛川市(放火疑い)での火災も報じられており、雨が少なく乾燥しきった環境での注意が必要です、
火災予防は個人単位になるので地域連携での予防が難しい。
防災や災害対策と異なり、火災予防はその時々の個人の意識や注意による部分が大きく、地域単位で連携して予防を行うことも、発生後に対応を行うことも限度があります。
今回は以前から心配する声があり近隣住民から役所に相談もあったようですが、どういった対応を行ったのか、またどういった対応を行えるのかは今後の考えていく必要がありそうです。
相談があった内容に対して、地域・役所・消防団(消防隊)で連絡を取り合い、密な協力が出来るシステムなど考えるのも良いかもしれません。
声掛けの実施内容や動向、日時の共有が出来れば一層の防火意識を持っていただけるかもしれませんし、万が一の火災がおきた場合に消火栓などの水利確保や導線などを把握していれば迅速な消火活動に活かすこともできます。
空き家や高齢者の単身世帯が増加しているなかで、どう火災予防を行っていくかは今後の課題になってきます。