静岡市清水区で建売住宅を安く購入するために|新築建売の売主について解説

静岡市清水区で建売住宅を安く購入するために

近年は建売住宅も性能が急激に上昇し、耐震等級3の取得は当然、ペアガラスや浴室乾燥は標準装備、駐車場も2台以上は確保が当たり前となっています。

それでいて、住宅ローンのご返済は家賃並みというコストパフォーマンスですので、建売住宅を選択するお客様が増加している状況も納得です。


当店が事務所を構える静岡市清水区でも多くの建売住宅が販売をされており、清水区内だけでも、常に10現場以上はどこかしら販売を行っています。


高いコストパフォーマンスを誇っている建売住宅ですが、実は売主様について知るだけでさらにお安く購入できる場合があります。

そこで今回は静岡市清水区に絞って、建売住宅を少しでも安く購入するために知っておきたい建売の売主様について解説しております。

これから清水区内で物件を探す方も、すでにお気に入りの物件が見つかった方も必見の内容です。

売主を知れば清水区の建売を安く買えるかも

売主を知れば、その建売住宅を安く購入できるかもしれません!

その理由は、不動産会社に支払う仲介手数料にあります。

実は、この仲介手数料は節約できる場合があるのです!

仲介手数料は、売買代金の3%+6万円(税別)が上限額に定められています。
つまり、3000万円の建売住宅の場合は96万円が仲介手数料として請求されるわけです。

もしも、この96万円+消費税が節約できたら・・・・、冷蔵庫も洗濯機も電子レンジも新品に買い変えることが出来ますよね!言わずもがな、大きな差ですよね!!

では、どんな物件であれば仲介手数料は節約できるのでしょうか。

静岡市清水区の建売住宅に絞って、具体的にご説明していきます。

売主と直接契約をすれば仲介手数料を節約できる

建売住宅を販売している売主様は2つに大別できます。

A. 自社で直接販売をする会社

B. 不動産会社に仲介を依頼して販売をする会社


このうち、【A.自社で直接販売をする会社】の建売物件は仲介手数料が不要です。

不動産仲介を介せずに、取引を行うことが出来るので仲介手数料を支払う必要がないのです。


一方で、【B. 不動産会社に仲介を依頼して販売をする会社】は買主様と売主様の間に不動産仲介会社が介在します。

そうなれば不動産仲介会社へ支払う仲介手数料が発生します。


下記に示すイメージ図が分かりやすいと思います。

ただし、清水区内の建売には一部「自社販売をする会社(Aパターン)の物件を、不動産仲介会社が販売している」ことがあります。これが一番厄介で、仲介手数料を損してしまうのはこのパターンです。


ネットで気になった物件を問い合わせた先が、たまたま売主の会社であればラッキーですが、もし問い合わせた先が不動産仲介会社であれば、それだけで何十万円も無駄にします。

すごくもったいないですよね。

売主様を知ることで、この何十万円以上もの損を防ぐことが出来ます。

建売住宅の売主様を調べる方法

このもったいないミスで何十万円も損をすることを避けるためには、物件の売主様を確認する必要があります。

気になった物件の売主様を確認する方法は以下の2つになります。

不動産会社に聞く

もっとも手っ取り早くて確実な方法です。

ネットに情報を掲載していた不動産会社や現地販売会を行っている不動産会社に、売主の会社さんを聞いてみましょう。

売主の会社さんが直接販売を行っている会社であるかどうかは、この後の「静岡市清水区の新築建売の売主は5パターン」の章で具体的に解説しています。


それでも分からなければ、お気軽に当店までご連絡ください。
どの売主様の物件なのか、仲介手数料が不要なのか必要なのか、お調べ致します◎
※ただし、静岡市内の物件だけに限ります。

物件概要の取引形態を確認する

ネットにも、チラシにも、物件資料にも、必ず取引形態というものが記載されています。

ここが「売主」の記載になっていれば、直接販売が出来るAパターンの会社です。
※稀に「代理」という記載もありますが、これも仲介手数料が不要です。

一方で、「仲介」と記載されている場合は不動産仲介会社が提供している情報になりますので、不動産仲介会社が必要な取引となります。

静岡市清水区の新築建売の売主は5パターン

では実際に、静岡市清水区の建売住宅の売主様を具体的にパターン分けしていきます。

静岡市清水区では大きく5つにパターン分けが出来ます。

飯田グループ

日本で圧倒的No1を誇る、建売住宅のグループです。

全6社の建売会社から成るグループですが、静岡市には飯田産業・アーネストワン・アイディホーム・一建設(はじめけんせつ)の4社が存在します。

飯田グループの建売は仲介による購入が基本ですので、仲介手数料が必要なBグループになります。

ちなみに清水区内の建売住宅の半数近くが、この飯田グループの物件です。

もちろん当店を通じてご購入いただくことも出来ますので、気になる物件があればお気軽にご連絡ください。

ホームポジション株式会社

ホームポジション株式会社は、静岡市清水区に本社をおく、建売住宅の会社さんです。

一地方の建売会社としては、とんでもない数を販売しており、神奈川・千葉・愛知にも支店を構え、事業を拡大していっています。


ホームポジションさんは自社で販売を行うAグループです。
したがって、ホームポジションさんの建売住宅を購入する際には仲介手数料が不要です。


しかも、ホームポジションさんの物件は、不動産会社が仲介に入っても仲介手数料が不要となります!

これは代理という取引形態で、不動産会社への報酬はホームポジションさんが負担してくれるのです。なんとも太っ腹です!


ホームポジションさんの建売をご検討の方は、仲介手数料の心配は一切不要です。


ホームポジションさんについては、以前こんな記事を書いていました。
「ホームポジション㈱」の新築建売はどうなのかをアドバイス

明和住宅株式会社

明和住宅株式会社は、自社販売をするAパターンでありながら、不動産仲介会社にも販売を依頼しているため、一般の方からすると最も分かりづらいパターンです。

しかも、すべての物件を自社販売するわけではありません!なかには不動産仲介会社を通じてじゃないと購入できない物件もあるのです。

明和住宅さんが建築した建物だけど、売主は他の不動産会社ってのもあります!笑


明和住宅さんの建物はオシャレで、性能も飯田グループよりも優れているため、非常に人気があります。

ただ販売形態が物件ごとの個別対応なので、気になる物件があれば、その都度確認を取るようにしましょう。

五朋建設株式会社/三和建設株式会社

静岡市に本社を構える五朋建設株式会社三和建設株式会社は双方とも自社販売での取引がメインです。

この2社の建売は、不動産仲介会社が存在すると無駄な仲介手数料がかかってしまいますので、要注意です。

2社とも、チラシ広告やネット広告をすべて自社で行っているため、不動産仲介会社が入り込む余地もあまりないので大丈夫かと思いますが!

その他

上述した会社さん以外にも様々な売主様が存在します。


・アイダ設計   自社販売しているが管理が浜松支店なので静岡市清水区では仲介に任せている物件もあり。


・心建設   自社グループ内の不動産会社があり仲介に入るので仲介手数料が必要


・ピーアイコーポレーション   自社販売しない。仲介手数料が必要。


不動産会社が知り合いの建築会社に建築を依頼して、販売している建売なんかもあります。この場合も、仲介手数料が必要な場合もあれば不要な場合もあります。

実は結構ややこしいんです!笑

このあたりは直接売主さんに聞くか、当店までお問い合わせください。

なぜ直接販売をしない会社が存在するの?

これもよくご質問いただきますので、お答えしておきます。 


不動産仲介会社が取引に介在することで仲介手数料が発生するのは、なにも買主様だけではありません。
一般的に、売主様にも仲介手数料が発生します。


では、なぜ仲介手数料を支払ってまで売主様は直接販売を行わずに不動産仲介会社を販売を依頼するのでしょう?


大きく2つの理由があります。


ひとつめは、「不動産会社から土地情報を頂いて土地を仕入れている。」からです。

土地を買い取ってもらう・建売を販売させてもらう、不動産会社からすると2度仲介手数料を頂戴する機会が発生します。

これが直接販売をする会社だと、土地を買い取ってもらう時の1度だけです。


つまり、直接販売をしないことで不動産会社から多くの土地仕入れ情報を集めることが出来るわけです。


ふたつめは、「人材確保」の観点からです。

たくさんの物件の販売を行うとなれば相応の人数が必要になります。しかしながら、会社で抱える現場数が常に多いとも限りませんし、専門知識の必要な人材の確保は容易ではありません。

であれば、不動産仲介会社に販売を任せてしまって、少人数で土地の仕入れと商品化に注力をする方が良いという経営判断です。


このような理由で、直接販売を行わずに不動産会社に販売を依頼する建売会社は多く存在するのです。

まとめ:建売の売主を確認して仲介手数料で損しないようにしよう!

建売住宅は売主様と直接取引を行うことで、仲介手数料を節約することが出来ます。


ご紹介させていただいたように、静岡市清水区だけでも多くの建売住宅の売主様がいらっしゃり、会社さん・物件ごとに販売手法が異なります。

直接取引を行う売主様もいれば、直接取引を行わない売主様もいらっしゃいます。


気になっている物件の売主様を知るだけで、仲介手数料での損を防ぐことができます。


もし調べても良く分からない。販売している不動産会社に聞くのは億劫だ。という方は、お気軽にお問い合わせください。

売主様の会社、販売形態、仲介手数料の有無について、お調べ致します。

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